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  CINEMA DIARY


   

[No.05:スリーピーホロー  Sleepy Hollow]


(1999/米)
製作総指揮:フランシス・F・コッポラ / ラリー・フランコ
製作:スコット・ルーディン / アダム・シュローダー
監督:ティム・バートン
脚本:アンドリュー・ケビン・ウォーカー
原作:ワシントン・アービング
原案:ケビン・イエーガー / アンドリュー・ケビン・ウォーカー
撮影:エマニュエル・ルベツキー
音楽:ダニー・エルフマン
出演:ジョニー・デップ / クリスティーナ・リッチ / ミランダ・リチャードソン / マイケル・ガンボン / キャスパー・バン・ディーン / イアン・マクダーミド / マイケル・ガフ / クリストファー・リー / ジェフリー・ジョーンズ / クリストファー・ウォーケン他

感想

  和風の首なしお化け怪談とは大違い。洋風になると、おどろおどろしさが消え、幻想美さえ感じさせる。これは、日本人の洋物コンプレックスのせいなのだろうか。

 18世紀のNY近郊の田舎街スリーピーホローで首なし死体が続出し、犯人は首なし騎士だという噂から、NYから巡査が派遣される。科学的に事件を解明したいけれど臆病な巡査を、ジョニー・デップがうまく演じている。

 幻想的で独特のダークな映像はまさにティム・バートンの世界。「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」の世界と通ずるものがある。占い師や死人の木から魂を蘇らせるあたりは、ティム・バートンならではの映像で楽しめる。サスペンスホラーというより、グリム童話などの昔のお伽話といったほうがふさわしいかも。森の感じなど、「白雪姫」と似たような感じ。

 クリスティーナ・リッチは、日本人にとってはとっつくにくい、フランス人形系のルックス。クリストファー・ウォーケンの首なし騎士ははまりすぎ。

---2001.6.19 (c) Mica Okamoto ---

 

 

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