Home Health Supplement Child DietBeauty  
Healthトップ>[気になる健康] [健康チェック] [エコロジー]
     
 

気になる健康情報【旬の食べ物:8月〜ゴーヤ】


 イボイボが独特のゴーヤは、沖縄の特産物として有名ですが、最近は日本各地で栽培され、スーパーでもよく見かけるようになりました。夏バテ解消野菜としても注目されています。

【ゴーヤとは?】

  ゴーヤはウリ科の1年生ツル草で、正式和名は「ツルレイシ」。本州などでは「ニガウリ」とも呼ばれています。原産地は熱帯アジア、主にインド。明の時代に中国に伝わり、日本には江戸時代に渡来したと言われています。旬は6〜8月。沖縄の夏野菜として有名ですが、現在はハウス栽培で1年中収穫できます。

 

【ゴーヤの栄養】

 ゴーヤはその独特の苦味が特徴。苦味は、果皮に含まれるモモルデシンとい成分で、血糖値や血圧を下げる効果のあることがわかってきました。他にも、食欲増進作用や整腸作用のあることが認められています。また、暑さで弱った胃を刺激するため、夏バテ防止にも効果があります。

 ゴーヤ100g中には、ビタミンCがレモンの2〜3倍、キャベツの約4倍に相当する120mgの含まれています。通常ビタミンCは加熱すると壊れてしまいますが、ゴーヤのビタミンCは、加熱してもほとんど壊れず残っているため、夏に汗で体外に出され不足しがちなビタミンCの補給にはぴったり。また、夏は紫外線によるシミ・ソバカスなどの予防のためのビタミンC摂取にも最適です。

 さらに、β-カロチンやビタミンB1、またカリウム、リン、鉄分などミネラル類も豊富。体のむくみをとり、疲労を回復してくれるため、夏バテ防止に大いに役立ちます。

 

【ゴーヤの食べ方】

 初めてゴーヤを食べると、その苦さにちょっと驚きますが、慣れてくるとやみつきになるとか。苦味を和らげるには、中の白いワタをしっかり取る、水にさらす、塩もみする、油をよく吸収させるように揚げる炒める、下ゆでするとよいでしょう。

 先日、家でゴーヤチャンプルを初めて作りましたが、なかなかの味で、ビールと相性がぴったり。子どもたちは全くダメでしたが・・・ゴーヤはもちろんビタミンB1を含む豚肉、良性のタンパク質を含む豆腐や卵を一緒に炒めるので、まさに夏バテ解消にぴったりの料理だと思います。

---2002.8.19 (c) Mica Okamoto ---


【Health】トップページ