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気になる健康情報【低血圧って病気？！】


1.低血圧の人が増えている！

　高血圧は動脈硬化、心筋梗塞など重病につながるため、重要視されていますが、それに比べ、低血圧は頭痛や疲れやすいなどの症状としか理解されておらず、うまくつきあうようにいわれ、特に治療しない場合も多いようです。

　症状がさまざまなため、病気として理解してもらえず、周囲に怠けているだけと思われることもありがちな低血圧ですが、症状が重なり、不登校や出勤不能状態に陥っている人も最近増えているといわれています。

　現代には1000万人以上の低血圧の人がいるといわれているとか。低血圧をほうっておくと、脳梗塞になることもあります。低血圧は命を脅かす可能性のある病気なのです。

【低血圧の種類】

　大きくは次の２つのタイプにわかれます。

●体質性低血圧‥‥日常生活に特に支障がなく、治療するほどでもない。

●病的低血圧‥‥日常生活になんらかの支障がある。これには、３つのタイプがあります。

  • 本態性低血圧‥‥体位に関係なく血圧が低い。慢性的な低血圧の90%がこれ。

  • 起立性低血圧‥‥急に立ち上がったり、起き上がったりするときにめまいや立ちくらみなどが起きる。

  • 症候性低血圧‥‥心臓病や甲状腺疾患などの低血圧を引き起こす病気が原因がある場合。薬が原因のことも。

    参考資料：「婦人公論」98.4月号

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