「復興」が進まない理由とは
この4月1日で、一部を除いて、避難指示のあった地域の避難指示が解除される。
「除染が進んで帰還できる」ということになっているが、実際には放射能汚染はまだ続いているし、町として機能しない場所で生活はできない。
しかし、「帰還していいよ」ということとと引き換えに、助成も支援も減る。
そのウラには、「被災者ばかり支援して、そのつけで税金があがったりするのが許せない」という国民の意識があるのではないか。
「国と東電が起こした事故である。これはみなが認めることだろう。だが、だとすれば、東電の電気を使っていた人はみな加害者なのである。
そして国に責任があるということは、国民自身にも責任があるということだ。」
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