日本のテレビは、ヤラセでできている。
難病や大事故などのドキュメンタリーは、世代を問わず感動与えられるからか、よく特集番組が組まれる。
国内でもしばしば患者側の意図と違った内容で放映されて問題になることが少なくないが、海外での日本のメディアの行き過ぎた取材姿勢、倫理観、人権感覚の無さは、日本のメディアに関わる人間のレベルの低さを表している。
この早老症疾患『プロジェリア』の患者のミヒルくんに対する取材の酷い内容。
国内ではまかり通ってきたから同じ手法を使ったのだろう。
ドキュメンタリーといえど、視聴率を稼ぐためにシナリオありき。取材した内容を元に、より現実に真摯に編集でまとめるなどといった手法はとられていない。実際の様子を動画としておさえたとしても、都合のよいように編集し、わかりやすい感動物語に捏造して、いくらでも印象操作はできる。事実をつなぎあわせても、取材された側が伝えたい内容とはほど遠い内容に変えてしまう。つまり、絵の素材は事実であっても、伝えたい真実ではない、ヤラセである。 (さらに…)