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快適サプリメント生活
【第25回 ビタミンCで夏風邪予防!】

 7月に入り、いよいよ本格的な夏の到来ですね。しかしまだまだ梅雨は続き、ジメジメベタベタとうっとうしい毎日です。このうっとうしさを冷房をガンガンに効かせて取り除こうとする人も多いのではないでしょうか?しかし、あまり冷房をかけすぎると風邪をひいてしまうのでご注意ください。

 風邪といえば冬をイメージする人が多いと思いますが、最近は夏風邪をひく人が増えています。

 夏風邪の原因はいくつかありますが、まずは冷房のかけすぎです。冷房のよく効いた部屋は最初はとても快適。仕事の能率も上がりそうで、がんがんに冷房をきかせているオフィスも多いですが、そんな部屋にしばらくいると逆に寒くなってきます。とくに、身体を動かさずにデスクワークを行う場合、身体が芯まで冷えきってしまうことも少なくありません。

 また、冷房の効いた部屋と、暑い戸外を行ったり来たりしていると、温度差により自律神経の働きが鈍り、体温調節がうまくできなくなります。とくに最近は、森林伐採などによる世界的な地球の温暖化や、車の排気ガス、アスファルト道路の増加などにより、戸外はどんどん暑くなり、室内との温度差が拡大しています。こうなると、身体がこの温度差についていけなくなり、夏風邪をひいてしまうのです。

 昔に比べて便利になった現在、身体を動かす機会が減り、体力がない人も増えています。この体力不足が夏風邪の発症に拍車をかけます。

 このように激しい温度差のある生活環境に体力不足が加わり、夏に風邪をひく人が増えているわけです。加えて、ストレスがたまっていたりすると、さらに風邪にかかりやすくなります。

 しかし、オフィスの温度調節はなかなか個人の意見で変えられるものではないし、暑い戸外に出ないわけにも行きません。また、体力をアップさせるには、地道な努力と時間が必要です。

 そこで、今から間に合う夏風邪対策として、ビタミンCの摂取をおすすめします。ビタミンCは、免疫力を高める働きがあり風邪の予防に最適のビタミンです。また、風邪の原因のひとつであり風邪を悪化させる要因でもあるストレスの緩和にもビタミンCは効果を発揮します。

 ビタミンCに風邪の予防効果を期待するなら1日500mg以上の摂取が必要です。こうなるとやはりサプリメントでの摂取が効果的ですね。

 ビタミンCの所要量が最近変わったのをご存知ですか?ビタミンCは今までの2倍の100mgとなりました。ビタミンCの効用が確証され重要視されてきた証拠です。ビタミンCをサプリメントでこまめに摂取して、風邪に負けない身体をつくり、夏を大いに楽しみましょう。

---2000.7.1 (c) 2000 by Mari Wakasugi ---


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