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快適サプリメント生活
【第41回 秋の夜長の疲れ目にはβカロチンを!】

 10月も半ばを過ぎ、日が暮れるのが早くなってきました。暗くなるのが早い と、帰宅時間も早くなるそうです。そして、自宅での長い夜を、読書やパソコ ンで費やす人も多いことでしょう。 

 読書にしろ、パソコンにしろ、一番酷使されるのは目。とくに、パソコン愛 好者は瞬きの回数が減るため、涙の量が激減し乾きやすくなります。このため、 パソコン愛好者のほとんどが目の疲れを感じたことがあるといいます。

 目の疲れの主な原因は目の乾き(ドライアイ)によるものです。目の表面が 乾いて角膜(眼球の外壁の前側にある透明な膜)が傷つきやすくなり、煙など がしみやすくなったり、ゴロゴロしたり、異物感があったりします。パソコン の普及にともないドライアイ人口も急増し、日本全国で800万人もいると推定 されています。

 目の疲れがひどくなると肩こりや腰痛、吐き気などの不快症状が出ることも あり、早めの対処が肝心です。

 対策としては、目を使う作業は1時間に1回は休むようにする、瞬きを意識 的に行う癖をつける、寝る前に空を眺める、遠いところと近いところを交互に 見るなど、ちょっとした工夫を日常生活に取り入れるといいでしょう。

 また、目にいい栄養素をとることも重要です。  目にいい代表的な栄養素は、ビタミンA(カロチン)です。ビタミンAは、目 の網膜に潤いを与え、ドライアイや眼精疲労を予防します。目を酷使すること で非常に消耗されるビタミンなので、パソコンや読書好きな人は特に多め摂る ようにしましょう。レバー、うなぎ、緑黄色野菜などに豊富です。

 サプリメントでの補給も手軽ですが、ビタミンAを多く摂りすぎると過剰症 (頭痛、吐き気、不機嫌など)の心配もあるので注意が必要です。特に妊婦の 場合、胎児に影響することがあるので、サプリメントを利用するなら、体内で 必要な分だけビタミンAに変わる過剰症の心配のないカロチンがおすすめです。

 また、同じ作業の繰り返しで滞りがちな目の血行をよくし、目の老化を防ぐ ビタミンE(まぐろ、うなぎ、サフラワー油、大豆、ナッツ類などに豊富)や 神経の働きを高め視神経を正常に保ち、目の筋肉疲労を回復するビタミンB1 (豚肉、うなぎ、大豆など)も一緒に摂ると効果的です。

 メルマガ読者の皆さんは、パソコン愛好者の方が多いはず。目にいい栄養素 のサプリメントを飲み、長い夜をパソコンの前でゆっくりお過ごしください。

---2000.10.21 (c) 2000 by Mari Wakasugi ---


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