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Q:4 合成のものと天然のものの違いは?

A:4  サプリメントには、原料が天然のものと合成のものがありますが、一般に天然のものが体によいとされています。

 【合成のもの】

 合成のものは、石油などから化学合成をして作るため、ひじょうに安く作ることができます。最近、コンビニや薬局で売られている価格が安いものは、合成のものがほとんどで、安く買えるという点ではメリットといえます。

 ある特定のビタミンだけのものは、合成のものがほとんどです。本来、食事から摂る場合は、ひとつのビタミンだけということはありえません。食物に含まれる他のビタミンやミネラルなどの成分が、相互に働き、吸収率を高めることもありますが、合成の場合はそういったことがなく、吸収が悪かったり、副作用がある可能性もあります。

 【天然のもの】

   原料にコストがかかるため、値段が高くなります。コンビニやドラッグストアで買えるものには少ないでしょう。

 ただし、天然のものといっても、ほとんどを化学合成で作り、天然原料のある特定成分を配合して「天然成分配合」とうたっているものもあります。一方、有機栽培などひじょうにこだわった原料を作り、本当によい成分だけを抽出ではなく濃縮して作ったクオリティの高いものもあります。こだわった原料を濃縮した品質の良いものなら、その天然原料に含まれる微量栄養素も一緒に濃縮されるので、人間の体にとってひじょうに自然に吸収効率のよいものになります。

 しかし、現状では、値段や表示だけでは、どれくらいが天然成分か、品質について把握するのは難しいでしょう。

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 成分によっても違いがあります。
 ビタミンCは、天然も合成も化学構造式は全く同じなので、単体で考えれば体にとっての働きは同じです。  ビタミンEの場合は、サプリメントでは、栄養強化の目的であれば、天然のみの使用しか認められていません。最近の研究で、生体内の利用性が天然と合成の比率は1:0.5程度とされているので、ビタミンEについては天然のd-α-トコフェロール(合成はdl-○○と表示されています)の方が、生体内での効果は高いといえます。

 また、最近は、化学的にビタミンの構造を加工して、ビタミン剤の特性を高め、吸収率を高くしたものもあります。

 しかし、同じ組成を持つビタミンの場合は、天然の方が原料に含まれる他のビタミンやミネラルなども同時に摂取できること、食事からとる状態により近いこと、化学物質ではないため自然な働きをすることなどの理由で、天然のものの方が優れている場合が多いでしょう。

 

 


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