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気になる健康情報【生体リズム】


1.体内時計〜サーカディアンリズム

 人の身体には身体を動かす独自のリズムを刻む「体内時計」を持っています。そのリズムの1日のタイムスケジュールを決定するのが『サーカディアンリズム』です。身体のリズムは、目の中に入ってくる光、たとえば太陽の光刺激と、親からもらった時計遺伝子などが作用しあって、ほぼ1日のからだのリズムを作り出します。
 『サーカディアンリズム』は、日の出とともに目覚め、日没とともに眠るという1日のリズムで、覚醒と睡眠のリズムが基本になっています。

■『サーカディアンリズム』はどのように作られるのか

 一般的に脳神経系統の発達は3歳でほぼ完全に成長するため、サーカディアンリズムも3歳までに完成し、それが生涯の基本リズムとなります。

 そのため「早寝早起きの習慣」が生まれて間もないうちに身についた子どもは、そうでない子どもに比べ、知能が高く、精神状態も安定しているといわれます。
 また、成人しても早寝早起きの習慣と規則正しい生活を送っている人は、ガンなどに対する免疫力も高いといわれています。

【人間の身体の機能リズム】  

        
  • 神経リズム -------0.01〜10秒     
  • 心臓リズム-------1秒     
  • 細胞分裂周期-----10分〜24時間     
  • ホルモンリズム--- 10分〜数時間     
  • 概日リズム-------24時間     
  • 卵巣リズム-------28日     
  • 年リズム---------1年

       

  • 血圧--目覚めと同時に急上昇し、午前中は高く午後から就寝にかけて段々下がる。     
  • 体温--朝方は低く、午後6時ごろが最も高くなり、また上がる。     
  • 睡眠と覚醒のリズム--新生児は短時間の眠りのリズムが続くが、成長するとともに睡眠回数、睡眠時間が短くなる。

     これらのさまざまな機能のリズムが正常であれば、健康な証拠です。
     特に、この生体リズムの元となる、睡眠と覚醒のリズムがとても重要です。

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