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エコロジー【マーガリンは身体に悪い?!トランス脂肪酸】



ガンや心臓病の原因に

 かつて栄養に関するガイドラインでは、健康のためには肉や乳製品中の飽和脂肪酸についての摂取量を減らし、ナッツや種子類、植物油に含まれる不飽和脂肪については摂る量を増やすことが奨励されてきました。

 ただし、飽和脂肪からは、コレステロールを含む「悪玉」の低密度リポタンパク(LDL)と「善玉」である高密度リポタンパク(HDL)の両方が作られますが、トランス脂肪は悪玉コレステロール(LDL)の濃度を増すだけで、善玉コレステロール(HDL)の量は変わりません。そのため、トランス脂肪酸を摂取すると、全体としての悪玉コレステロールの濃度が高まり、動脈硬化による心筋梗塞のリスクを高めるとされています。

 8万人を対象にした米国の疫学調査では、1日の食事で摂取した総エネルギー(カロリー)に占めるトランス脂肪酸の割合が2.8%に達すると、割合が1.3%の人に比べて、心筋梗塞の発症リスクが3〜4割上昇することが報告されています。1日の摂取カロリーにもよりますが、一般的な成人の食生活からすると、1日にマーガリン20g強、フライドポテト約50gを食べると、トランス脂肪酸の割合が1%になるといわれています。

 

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