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エコロジー【マーガリンは身体に悪い?!トランス脂肪酸】



NOートランス!米国ではトランス脂肪、追放へ

 米食品医薬品局(FDA)は、2003年7月9日、マーガリンやスナック類などに含まれる「トランス型脂肪酸」をとり過ぎると心筋梗塞などの原因となる動脈硬化が加速するとされ、健康を損なう恐れがあるとして、食品メーカーにトランス型脂肪酸を含む食品について表示を義務づけると発表しました。

 FDAのマクレラン局長は、表示の義務づけによって消費者は健康に良い食品を選びやすくなるため、「心臓病による死者を年に500人程度減らすことができるだろう」と強調しました。

 米国では、消費者団体のマクドナルドに対し訴訟を、ニューヨークのレストランからマーガリンを排除など、トランス脂肪を追放する動きが強化されました。

 2006年1月からは、すべての食品に、トランス脂肪の含有量を明記することが義務づけられました。食品の容器や包装につけられている栄養成分表の中で、飽和脂肪の項目のすぐ下に、はっきりと「trans fat 」とトランス脂肪の量を明記するようになりました。それまで、トランス脂肪酸のラベル表示は、「partly hydrogenated 」(部分的に水素された)脂肪、といった表示で、消費者から「なんのことかよくわからない」という声があったため、今回の義務づけで明記されたことで選びやすくなりました。

他の国では……

●デンマーク政府は2004年、全食品におけるトランス脂肪含量を2%までと制限する法律を発令しました。

●WHO(世界保健機関)も、「摂取エネルギーの1%以内(グラム数では2グラム程度)に抑えるべきだ」としています。

 

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