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Archive for the ‘貧困’ Category

子どもの貧困 「居場所」の重要性

07.01.2017 · Posted in 子ども, 貧困

子どもの貧困を解決するために、
ただ、お金をばら撒けばいいか?

そもそも、家庭が貧困なわけだから、親も貧困。
お金を配ったからと言って、子どものために使われる可能性は低い。

足りないモノを配ればいいか?
モノがたくさんあっても、うまく使う能力、環境がなければ、意味がない。

勉強を教えればいいわけでもない。

支援の最終目的は、自立。

自立するには、コミュニケーションも知識も人間関係を築く意志も必要。
ひとつのものを与えるだけではダメ。

自分で生きる術を身に付ける意欲を持つこと。

そのためには、自分が自分らしくいられる居場所が必要。

まず自分と向き合える、自分を表現できる、自分のことを自分で考える、そして決める。

そういった人として成長していくさまざまなものを手に入れられる「居場所」は、とても重要だ。

子どもの貧困 「居場所」とは何か? 居場所が提供するもの、そして問うもの
 湯浅誠 | 社会活動家・法政大学教授
(Yahoo!ニュース 3/28(火) 7:49) (さらに…)

貧困と教育〜出会い系バー潜入ルポ

06.02.2017 · Posted in 女性問題, 社会, 貧困

前川元事務次官が通っていた、出会い系バーを、大袈裟太郎氏が潜入ルポ。

世の中や社会の仕組みを認識する力が弱いと、
生きるのは本当に困難だろうと思った。

教育の重要性にやはりぶち当たった。

無知だから騙される、利用される。
自分を守る方法がわからない。
問題が起きても解決できない。

生きるための教育、生き伸びるために教育は必要。
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子どもの貧困、東京都の調査

02.24.2017 · Posted in 子ども, 社会, 貧困

ようやく東京都は、実態把握に乗り出した。
今までは、自己責任で片付けていたけれど、放っておけなくなったんだろう。

しかし、貧困の実態を数字で把握するだけでは、何の意味もない。

その実態は、ひとりひとり違うし、必要な支援も違う。

「貧困だから、◯◯な支援をする制度をつくった」だけでは何も変わらないだろう。

その手続きは誰がどうやってするのか?
貧困で生活が大変な人は、手続きする時間もないし、そもそも、そういった情報が届かない。

さらに、貧困認定されることで新たに起こる問題もあるので、貧困だと認めたくない人もいる。

「貧困で満足な食事を食べられないから、食事を支給」といっても、本当に困っている人がどれだけくるのか?

「家賃が払えないから無料で家を貸す」といって、ひとところに集めたら、貧困の看板を背負うことになるので、拒否する人もいる。

お金をばらまいても、親が自分で使ってしまう場合もある。

「足りないものを与える」という短絡的な支援策を用意するだけでは全然ダメ。 (さらに…)

『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』

02.15.2017 · Posted in 女性問題, 貧困

基地、格差、貧困・・・日本のあらゆる負のしわ寄せが沖縄に集中している。

しかし、沖縄といえば、きれいな海と空、明るく、暖かい、イメージしかない人も多い。

琉球大学教授・上間陽子さんは、沖縄の夜の街を歩き、風俗業界に押し出された未成年の少女たちの話を聞き続けてきた。

『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』は、沖縄の貧困と暴力のなか生き延びてきた女性6人の生活を記録した著書。

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大阪市・子ども貧困調査:経済難で受診できず、1.3%/食事を満足に取れない子どもたち

10.26.2016 · Posted in 子ども, 貧困

日本の子ども6人に1人が貧困といわれる現在。
大阪市の貧困調査では、1.3%が「経済難で医療機関に受診できなかった」「食事も満足にとれない」という報告があがっている。

少子化の今、高齢者よりはるかに人数の少ない子どもたちに、なぜ手厚い保護政策をうたないのか。

「投票権がないから一票につながらない」という政治家たちの大人の都合か?

それとも、一握りの金持ちの子どもたちと学校や大人が洗脳した都合よく扱える子どもだけでいいというのか?

子どもを大切にしない国が今後どうなっていくのだろうか・・

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大阪市・子ども貧困調査:経済難で受診できず、1.3%
速報値発表 「食費を切り詰めた」4割超にも (さらに…)

困窮な子どもたちを支援するには

06.29.2016 · Posted in 子ども, 貧困

日本の子どもの6人に1人が貧困ということがようやく浸透してきて、様々な支援策が現れてきている。

支援策もひとつの視点ではダメ。困難な状況に陥っている人、子どもは、食事、金銭、教育、病気、障害など様々な要因が複雑に絡み合っているので、ひとつの手を差し伸べたとしても簡単に解決できないのが現状。

また、支援策にもたどりつけない人が多い。そもそも、いろいろな情報を発信しても、ネットやメディア、人間関係が乏しいと情報そのものにアクセスできない。

本当に困っている人に、どうリーチするかが、非常に重要な課題。

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拡がる「子ども食堂」

05.30.2016 · Posted in 子ども, 社会, 貧困

親の帰宅が遅い、1人で留守番、経済的に厳しくて満足に食べられない・・・

子どもを取り巻く状況が年々悪くなっている日本で、「子ども食堂」の取り組みが拡がっている。

子どもへの支援として「子ども食堂」は素晴らしい取り組み。

子どもを狙う犯罪が増えているので、トラブル防止策を駆使しながら、どんどん拡がって欲しい。

昔は町内や近所づきあいといったコミュニティで、そういったことが賄われていたのに、近年の核家族でそういったコミュニティがなくなってしまったことは悲しいことだが、それは時代の変化のせい。

今後も、その時代の社会にあわせて、新たな取り組みをつくっていかないといけないだろう。
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貧困層的思考

05.05.2016 · Posted in 社会, 貧困

「貧困層的思考」
群衆心理を社会心理学的に分析されるようになったけれど、社会的に一定数は、こういう思考の人が占めるというのは仕方のないことなのかな。

いくら高等教育をして大学に行く人が増えても、いつの時代も全然変わらない。

群れとは、生物学的に、それぞれのレベルや役割を担う人数が、一定の割合で構成されるようになっているんだろうか。

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