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ADHDの理解のために

07.07.2013 · Posted in 医療全般, 発達障害

ADHDという発達障害がある。
落ち着きが無い、すぐ忘れる、片付けられない・・・などの特徴があるが、人によってそれぞれ状況が違う。発達障害というと、ものすごく普通の人と違うと思われがちだが、大きく変わることはないので、だらしない、わがまま、自己チュー・・・というふうに思われ、人間関係がうまくきずけなかったり、社会生活に支障が出たりする場合が多い。

そういう個性だとありのままを受け入れてくれる人が周りに多ければいいが、同調圧力が強く、減点主義の日本では、とても生きづらい状況に陥りやすい。

この2つの動画は、ADHDの人の状態がとてもわかりやすく描かれている。が、これは、製薬会社イーライリリー社が作成したもの。わかりやすいだけに、レッテル貼りによる差別や、安易な投薬治療に使われることは避けるべきだ。

 
#2 成人期「ADHDの正しい理解のために」

 
#1 小児期「ADHDの正しい理解のために」

まず親、家族がきちんと理解をすることが一番重要。
みんなができることができないことに目くじらをたてず、本人ができること、才能にフォーカスを当てて「個性」を尊重することだと思う。

そういう個性を持って生まれた本人には罪はない。社会に出て困らないようになんでも自分でできるようにと考えて、うまくできないことを責めてばかりいると、人の目ばかり気にして何をするにも自信のない、自己評価が低い人間に育ってしまい、結果的に社会をうまくわたっていけない可能性がある。

どんな人間でも万能な人はいない。できないことはお互いに助け合う社会になればいいのだが。

こういう動画がレッテル貼り→差別・いじめになったり、安易に精神科受診→投薬治療のためだけに使われないことを望む。

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