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福島県いわき市の元教員「昨年いわき市の小学校で身長が1センチも伸びていない子が多い。異常である」

07.31.2013 · Posted in 原発・放射能

7月15日、福島県いわき市で「よしだ小児科クリニック」(石川県能美市)院長の吉田均医師の講演会が行われた。

●勉強会「小児科医からのメッセージ -放射能と子ども・いのち・みらい-」(福島)
http://2011shinsai.info/node/4371

吉田氏は『被害報告 チェルノブイリ被害の全貌 / 岩波書店刊 』翻訳チーム参加、専門家アドバイザーや『原発の危険から子どもを守る北陸医師の会』世話人である。

その講演会に訪れていたいわき市の小学校の元教員が、昨年度、年に3回身長を測った結果、1センチも伸びていない子が多いと発言した。

*1分27秒ごろ

「私はいわき市の小学校の教員を3月までやっておりました。
えっと、子供たちの中で体調の変化がすごくありました。
震災以降、例えば鼻血といいましても、普段私達が子供を見ていく時には、熱い時には、そういう時にたら~ていう鼻血なんですけれども震災以降は、ドバーと出る鼻血に変わったんです。

同じ子が何度も出す。私はそういう様子を見て、明らかに震災以降変わっていると思っているので放射能による影響だと思っています。

でもこれを教員同士で共有することはできません。
職場で放射能の話をするのはダブーなので思っていても、疑問に思っていても「そうだよね。」とかいう話し合いができなかったんですね。」

~省略~

*2分22秒ごろ
例えば身長なんかもですね、あの~ 毎年3回測るんですけれども体重が増えていない、身長が1ミリも伸びていないというと普通担任は、「どうしたんだろう。この子 家庭でなんか虐待とかそういう心配事とかあるのかな」という事を考えるんですね。

成長期の子なので1ミリも伸びない子はいないんです、普通は。
それなんですけども、昨年度学校の中で1センチも伸びていない1ミリもいたかな けっこういたんです。

—-
他に、
・福島に戻ってきた途端、頭痛、腹痛、気持ち悪くなったりする子がいた。
・花粉症が今年がすごい。出ている人が多い。出方が今年はひどい。
そういう状況なので、統計をとれば、わかることが多い。ぜひ、統計をとってほしい。

・・・と訴えている。

●若年被爆者への成長・発育への影響

放射線影響研究所によると、若年被爆者の成長の指標として身体測定(身長、体重、胸囲など)が長年にわたって行われた調査の結果、幼時期の原爆放射線被曝により成長遅滞を生じることが明らかになっている。

http://www.rerf.jp/radefx/late/choleste.html

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