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ADHDと診断される子どもたち、精神医療の犠牲者

09.13.2013 · Posted in 子ども, 発達障害, 精神医療

落ち着きがなく、授業中に他の生徒と同じようにできない子どもたちは、注意欠陥多動症候群=ADHDと診断されると軽度発達障害児というレッテルが貼られ、療育指導や特別支援学級に移されたりする。

日本では1990年代からその動きが活発になったが、アメリカでは1960年代から「学校は地域社会に対して、学習施設としてよりも、精神保健施設としての方が貢献できる」という考えが広がったことによりこの動きが始まった。

アメリカでは、授業中じっとしていられない落ち着きのない子どもたちへの、ADD・ADHDというレッテル貼りの動きは1987年に始まり、1年間で50万人もの子どもが診断され、1997年までに、440万人にも広がった。

精神科医は、確固たる診断基準がない、精神科医によって判断が違うといいつつ、1999年には600万人の子どもがADHDとされ、現在、世界で2000万人の子どもがADHDという精神障害のレッテルを貼られている。

ADHDと診断された子どもたちには、リタリンやコンサータという薬がだされるが、これらの薬は強い中毒性があり、コカインや覚せい剤と同じ分類にされている。

子どもがじっとしていられないのはおかしいことではないし、いろいろなことに興味を持つために、動きまわるわけで動きの大小は個性ではないか。こういうレッテル貼りは、管理する側の大人の都合でしかない。

さらにしっかりした基準もなく精神科医の印象で、精神障害のレッテルを貼り、薬物で子どもの才能や人生をダメにしていっている。

これは、まさに自分らに都合のよい世界を邪魔されたくないからでしかない。

 

●医猟地獄 精神医学:死を生み出す産業 

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