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凶悪犯罪のウラに向精神薬の影響

09.30.2013 · Posted in 精神医療

向精神薬の副作用の代表的なものに、体重の極端な増加、肝臓や腎臓への障害、暴力、攻撃性、躁状態、無気力、幻覚などがあるが、最も恐ろしいのは、極度な興奮で正気を失い異常な落ち着きが無くなる「アカシジア」という症状。この症状を経験すると幻聴や自殺願望が表れる。アメリカでは製薬会社が精神科医に提示する警告書では、精神薬の投与で自殺の危険性が 6〜7倍増加すると報告されている。

最近の凶悪犯罪や奇怪な事件に精神薬が関与していると疑われている。

1999年のアメリカのコロンバイン高校での銃乱射事件の主犯者はSSRIのルボックスを処方されていたことから、被害者遺族が製薬会社を告訴し、裁判で因果関係は証明されなかったが、この薬は販売中止に追い込まれている。

2005年3月、ミネソタ州レッドレイク高校で銃乱射により、学生や教師、警備員、祖父母を含めて合計9人を殺害した後、自殺した、16歳のジェフ・ワイズがは抗うつ剤プロザックを服用していた。

2007年4月、バージニア州バージニア工科大学で銃を乱射し、32人を殺害した後、自殺した23歳のチョ・スンヒは、抗うつ剤を事件当日も服用していた。

2007年12月、ネブラスカ州オマハの大型ショッピングモールで銃乱射し、8人を殺害した後自殺した、19歳のロバート・ホーキンスは、ADHDとうつ病と診断され、抗うつ剤プロザックを服用していた。

報道では、「犯人は精神疾患だった」という部分だけが強調され、責任能力の有無が問われ、「精神鑑定が待たれる」という流れになるが、精神疾患自体ではなく、治療内容について取り沙汰されないのが不思議だ。

適切な治療が行われていれば、こんな犯罪を犯さなかったのではないか。向精神薬の副作用の影響によって犯罪が引き起こされたことは十分に考えられる。

アメリカでは向精神薬の影響によって製薬会社の責任が問われるが、日本では全く報じられない。原発事故と同様、大手メディアのスポンサーである製薬会社の圧力を疑われても仕方がない。

このような犯罪を起こした精神疾患の犯人は、行った行為は加害者として責められて当然だが、その行為が精神医療や向精神薬による影響であれば、精神医療の被害者ではないだろうか。

向精神薬の影響による凶悪犯罪をあげると、これほどあるという。

内海聡氏の投稿

麻薬や覚醒剤とほぼ同じですから当たり前です♪。

精神科医が処方する向精神薬を服用した後に猟奇的・凶悪と言われる犯罪が発生しています。ほんの一例ですが、以下のような事件が、精神医薬摂取後に発生しています。

(順不同)
・大阪池田、国立池田小学校に乱入し児童を殺傷した事件
・寝屋川、母校の小学校に乱入し教諭を刺殺した事件
・宇治、塾講師による小6女児殺害事件
・会津若松、母親の首をのこぎりで切断し殺害した事件
・横浜、2歳の女児をいきなり襲った事件
・池袋、東急ハンズ前での通り魔事件
・アメリカ、大学構内での銃乱射事件(複数件発生)
・西鉄バス、バスジャック・乗客刺殺事件
・全日空機内、ハイジャック・機長殺害事件
・川崎、マンション15階から子供を投げ落とす事件
・奈良、幼女誘拐殺人事件
・秋田、自分及び友だちの子供を殺人した事件
・長崎、少年による駐車場から幼児を投げ落とす事件
・長久手、自宅に篭城し警察官を射殺した事件
・豊中、中学生らがカマを持った自転車の男に襲われた通り魔事件
・渋谷、、少年による金属バット通り魔事件
・下関、駅で8人に包丁で切り付け、5人を殺害した事件
・御代田、妻による一家殺人事件
・吹田、千里郵便局員によるタクシー運転手殺害事件
・延岡、男に高校生5人組に刃物で襲われ死亡した事件
・習志野、息子が逃げる両親を追いかけて路上で殺害した事件
・佐世保、スポーツクラブ内での銃乱射殺人事件
・品川区、商店街で男子生徒が包丁を持ち通行人5人に襲いかかた事件。
・八戸、長男が母親・次男・長女を刃物で殺害し放火したした事件。
・徳島、長女が母親と弟・妹などを包丁で首などを刺して殺傷した事件。
・相模原、57歳の女性が、自宅で子供を殺害した事件。
・文京区、42歳の女が、2人と遊んでいた女児に包丁で切りつけた事件。
・坂戸、12階建てマンションから、双子姉妹が飛び降り死亡した事件。
・藤沢、33歳の主婦が我が子を投げ落とした後、自らも飛び降りた事件。
などなど・・・ まだまだあります。

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