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「早期発見・早期治療」とは、どういうことか

11.28.2013 · Posted in 医療全般

「生活習慣病」という名前をつけたのは、かの有名な聖路加国際病院の元医院長日●原○明氏。

「健康診断」の概念を植え付けたのも同じ人。

それが何を意味するのか・・・

なんの症状もないのに、人間ドック、健康診断で、CTスキャンやレントゲンをバンバンとると、どうなるか。

毎年、人間ドックや健康診断などやっているのは日本人だけ。

小さなガンかもしれないものを見つけて検査入院や手術など、身体への負担を強いるだけ。
(参照:がん検診・人間ドックは受けない方がいい

「早期発見・早期治療」を医師が推奨するのは、どういうことなのか、よく考えるべきだろう。

検査を受けに行くアホたち♪

著名な米国の医学者であるロバート・メンデルソン医師は、アメリカで行なわれているX線撮影の三〇%は、医学的に何の必要もないと述べている。私はその数字でさえ少ないと思う。X線撮影による不必要な放射線の遺伝子影響により、アメリカ人の三万人に死者が出るであろうことが示唆されている。では日本ではどれほどまでにこの検査の影響を受けているであろうか?

日本は世界一のCT保有国であり、その台数や検査数は二位以下を大きく引き離している。2011年に日本では原発事故があり現在でもこの問題は進行形である。この放射能の問題を論じるときに、日本国内で原発事故により被った放射能被曝は、CTなどより低いなどという論調で扱われ、それがゆえに安全で心配ないなどと報じられてきた。この報じ方は内部被曝を無視したウソでしかない(内部被曝問題については本書では取り上げないので、他の有志の方々の書物を読んでいただきたい)が、その安全と謳われて錯覚させられているCT自体がとても危険な検査だということだ。これを日本は世界一保有し、その検査数もまた世界一である。

つまり、あなた方が放射能問題で信じている、検査は安全であるという根幹がすでに間違っているということだ。ちなみに日本の癌の10%はCT検査を受けることにより生じているとする専門家もいる。マンモグラフィーはやればやるほど乳がんが増えることがわかっている。胸のレントゲンを撮り続けるだけで肺がんが増えることも分かっている。つまり言い方を変えれば、日本人は世界一ガンになりたがっている愚かな国民である、ということになる。

私はCTを完全否定しているわけではない。それらのリスクをよく考えたうえで、やはりCT検査をやったほうがいい場合も、少なくはあるがちゃんと存在するのだ。何度も書いているように医学は人を助けるために存在しているわけではない。ひたすら病気を作るために存在し、そのためなら情報操作や情報捏造など、当たり前に行なわれる分野なのである。

内海聡氏のFacebookより

 

なぜ医者は「早期発見・早期治療」と叫ぶのか
近藤誠著「僕がすすめるがん治療」 文藝春秋より
http://www5.ocn.ne.jp/~kmatsu/gan048.htm

・検診によって大腸がんの死亡数は減ってない。
・検診には、検査の影響で発がんすることがあるなど、さまざまな不利益があることは確実。
・検診の効果を調べた調査が世界にいろいろあるけれど、どれ一つ有効性を証明できていない。
・検診群のほうが、自覚症状のない人まで見つける分、”癌患者”の数が多く、両群で”癌患者”という分母の質が違う。それが見かけ上、治癒率を押し上げているだけ。

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