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大豆がいいといっても、健康になれるのは、発酵した大豆だけ

04.15.2014 · Posted in food, 健康

「大豆は、植物性たんぱく質が摂れるので、動物性たんぱく質の肉などより、健康にいい」とまことしやかに流れているが、実は違う。

健康にいいのは、発酵した大豆製品のみ。きちんと作られたしょうゆ、みそ、テンペなどだけ。

未発酵の大豆製品には、ミネラル吸収を阻害するフィチン酸が含まれている。

牛乳アレルギーの子どもに、豆乳を与えるのはひどい話し。

大豆の神話(マイク・ドンカース)

大豆の神話を解き明かさなければならない。これも健康食品を好む人が信じていることが多い神話だ。よく根拠にするのが、アジアでは何千年も大豆を食べてきたという言い分である。これは半分事実だ。遥か昔の明王朝の時代から大豆が食べられてきたのは事実だが、それは発酵した大豆だけである。豆腐、豆乳、大豆レシチン、大豆油のような生の大豆食品は、二、三百年の歴史しかない。ここでもまた、発酵した大豆を食べる健康的な伝統の話を強調しながら、未発酵の大豆と混同させ、われわれの眼をごまかそうとする、強烈な業界の宣伝がある。健康食品の店でさえ、健康食品として売っている。

大豆のどこが悪いのか?フィチン酸が豊富である。この酸は、酵母パンにもあるが、サワードウのパンにはない。サワードウは、発酵したパンで、発酵した大豆と同様、乳酸菌を含んでいる。乳酸菌は、澱粉の糖分を食べるが、フィチン酸も食べる。フィチン酸は、そのまま放置すると、ミネラルを妨害する。鉄、亜鉛、マグネシウム、カルシウムといった重要なミネラルの吸収を阻害するのだ。いわゆる乳糖(牛乳)アレルギーの赤ちゃんに豆乳を飲ませるのは、まったくの破滅的行為だ。子供も大人も、発酵していない大豆を食べないように賢く行動しよう。

発酵した大豆食品としては、しょうゆ(ただし、砂糖、MSG=味の素、保存料、着色料など有害な成分に注意)、みそ、テンペがある。特に日本料理には、発酵大豆がとても合う。豆腐や大豆関連食品に頼っている菜食主義者には、悪い知らせだった。利益を上げる業界の宣伝の犠牲者になったのだ。

内海聡氏のFacebookより

https://www.facebook.com/satoru.utsumi/posts/612127982204292

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