「クスリで死んでも医者は副作用死ではなく病死として処置する。」
この4月に始まったTBSドラマ『死の棘』は、医師である父を死に追いやった病院に復習するために、この病院の医師として入り込んだ娘を上野樹里が好演している。
病院の悪事がぞろぞろと出てくる。
新たな術式の手術を行うため、また、新薬のデータをとるために、いいことばかりを並べて患者を丸め込む医師。利権、金儲け、名誉。患者の命や健康は後回し。
大学病院なんて、こんなもんだろう。
病院でされる治療、クスリがどのような作用をするのか。患者は本当のところはわからない。
医師が真実を知っていたとしても、都合の悪いことはいわない。
医師や病院に関わるということは、こういうことを覚悟したほうがいい。
「クスリで死んでも医者は副作用死ではなく病死として処置する。」
「これらの医療行為はナチスを思わせるおぞましいものばかりである。」
「医者が仕事をやめると世の中が平和になる。」
「医者が医療行為の9割をやめて、救急医療にだけ降り組めば、人々の健康は間違いなく改善されるだろう。」
(ロバート・メンデルソン)
1973年、イスラエルで病院ストライキが決行された。診察する患者の数が一日65000人から7000人に減らされて、ストは一カ月続いた。その期間中、同国内での死亡率が半減した。同国でこれほど死亡率が激減したのは、1953年にやはり医師がストライキをした時以来だった。そして病院が再開すると、死亡率は元に戻ったのである。
(エルサレム埋葬協会)