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『平気でうそをつく人たち』

08.27.2014 · Posted in コミュニケーション, 子ども, 社会

『平気でうそをつく人たち~虚偽と邪悪の心理学~』(M・スコット・ペック著 草思社 1996)は、邪悪な人たちの特徴や見抜くポイントをまとめた本。その本の要点をまとめてあるサイトは、とてもありがたい。

これを読むと、次々と知り合いの顔が浮かんでくる。
そういう人にこのページをコピーして渡してあげたい。

大人になってからは、うそをつく人、邪悪な精神の人とはつきあう必要は感じられないので、わかった段階でさっさと縁を切ればいいことだ。

ただ親が邪悪な場合、その子どもはこんな被害を被る。そうやって育てられた子どもは生きる力がうまく育まれてないことが多い。

対策は、「早く自立すること」だが、うまく自立できない可能性がある。その結果、邪悪な大人になってしまうことは多い。

負の連鎖を断ち切るには、まともな大人が周りにいて、強い精神力で成長できるか、もしくは、他人の助けが必要になるのではないだろうか。

●「平気でうそをつく人たち」 まとめ
http://gorich.jp/blog-entry-477.html

(以下、抜粋)
邪悪な人間は犯罪者などの単なる悪人とは異なり、自分を善人だと思っていて周囲もそう思っている場合が多い。実際の善人と異なる点は関わるとマイナスになる点。邪悪な人間の特徴として挙げられるのは、嘘・無責任・自己中心性・病的ナルシシズム・自己愛性パーソナリティー障害・サイコパシーなど。

●邪悪な人とは?
・どんな町にも住んでいる、ごく普通の人。
・罪悪感や自責の念に耐えることを絶対的に拒否する。
・他者に責任を転嫁する。
・体面や世間体のためには人並み以上に努力する。
・他人に善人だと思われることを強く望む。

 

●邪悪を見抜くポイント
・嘘、言い訳、責任転嫁が多い。
・表情に人間味がなく笑顔が不自然。または、いつも眉間にしわを寄せて困ったような顔をしている。
・関わってもプラスにならない。根底に他人が得するのが絶対に許せないという気持ちがある。
・人の話を自分に都合よくねじまげて解釈する。
・話が通じない。根底に自分に都合の悪い事は理解したくないという気持ちがある。
・他人に害を与えても全く気に留めない。良心の欠如。
・無能なのに自己評価が高い。言う事だけは大きいが実力が伴わない。誇大妄想。
・他人の成果を横取りするのに長けている。本気で自分の成果だと勘違いしている場合も多い。

●対策
・人間は好き嫌いで判断する。好き嫌いに理由はいらない。嫌悪感や嫌な予感に従う。
・プラスになる人間とだけ付き合う。
・良心がないので良心に訴えても無駄。強い立場から圧力を加えたり、法に訴えるなどの強制力のある対処法しか効果がない。

 

●親が邪悪な場合
・子供が楽しそうにしていると不機嫌になり、楽しい気持ちを潰そうとする。逆に不幸そうにしていると機嫌が良くなり、その状態でいるように暗に圧力をかける。
・心配ばかりして子供に心配を押し付ける。子供思いかというとそうではなく子供にプラスになる行動は取らず、逆にマイナスになる事はきっちりやる。
・子供の自立や自己実現を妨害する。
・子供の恋人に嫉妬する。
・悪い部分を褒めて悪い方向に導こうとする。良い部分が出てくると機嫌が悪くなり潰そうとする。
・子供をありのままに見るのではなく親が持ってるイメージに合うように誘導する。
・自分自身を愛情深い良い親だと考えている。そういうイメージの世間体を守るためなら子供を犠牲にする。

●対策
・できるだけ早く自立する。

こちらも
●「平気でうそをつく人たち」NAVERまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2135358937779631501

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