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子どものアトピー、母の食生活を変えたら改善

09.03.2014 · Posted in 健康, 子ども

母の食生活を変えたことで、赤ちゃんのひどいアトピーがきれいに。

身体をつくる食べ物が変われば、身体も変わる。

山田 豊文さんのFacebookより
https://www.facebook.com/mika.okamoto.8/posts/923809554302418

先日、知人から電話があり、私に是非見てほしい写真があるといって見せていただいたのが、この写真です。

この写真は知人のお孫さんの写真なのですが、かわいそうなことに生まれてすぐにアトピーを発症したそうです。皮膚は真っ赤に腫れあがり、ところどころ切れて血が滲んでいます。髪の毛も抜けてしまい、毎日痒くて泣きさけぶので、これ以上掻き毟らないようにと強制的に手袋をさせられています。この頃だと情緒も発達している頃なので、きゃっきゃっと声を出して笑いますが、この赤ちゃんには笑顔もありません。大人でもつらいアトピーなのですから、こんなに小さく、声をあげることができない赤ちゃんなら、なおさらでしょう。

現代医療であれば、赤ちゃんであってもステロイドを処方することが常識となっていますが、知人の話を聞いていると、この赤ちゃんのご両親はステロイドの害を知っていたので、我が子に処方されることをイヤがり、どうしたらいいかというヒントを得るためにたくさんの書籍を読み漁ったそうです。そこでお母さんは、自分が今まで口にしてきたものが、いかに有毒なものであって、それがアトピーの原因となっていることを知りました。そこから、乳製品やトランス脂肪酸、添加物、農薬や化学肥料を使用した野菜を一切口にしなくなったそうです。すると、みるみるうちに赤ちゃんの症状は改善し、8ヶ月になる頃には、滑らかな肌に戻ったそうです。(2枚目写真)今までアトピーで苦しんでいたようには思えないような、笑顔を見せてくれています。

とても恐ろしいことですが、女性にとって最も効果の高い解毒法は「出産」と「授乳」です。出産の際に、お母さんの胎盤から大量の有害物質が赤ちゃんへと移行し、産まれた後の授乳では、お母さんの体の中の有害物質が母乳へと凝縮されているのです。出産経験のある女性は、ない女性に比べて有害金属が少ないというデータもあるくらいです。

私は講演会や拙著にて、妊娠中だけでなく、妊娠を控えた女性を数多の毒から遠ざけることが、いかに大切であるかということを、声を大にして訴えてきました。大型魚やワクチンからの「水銀」、制酸剤やアルミ製調理器具からの「アルミニウム」、塗料や水道管からの「鉛」、たばこの煙や汚染された食品からの「カドミウム」といった有害ミネラルだけでなく、トランス脂肪酸や添加物、ホルモンまみれの乳製品に、日用雑貨に含まれる経皮毒…私たちを取り巻く環境は毒で溢れていて、無意識のうちに体内に取り入れ、蓄積しているのです。
特に、多くの赤ちゃんが口にするであろう牛乳については、1歳までの乳幼児の多くが牛乳のタンパク質(カゼイン)を分解できずに抗体をつくり、アレルギー症状や過敏症状をかなりの頻度で持つことが、1985年以降から今までに、ヨーロッパだけでなくアメリカ、カナダからの研究検討によって報告されています。

このアトピーを発症した赤ちゃんもまた、お母さんのお腹の中にいる間や産まれてから、経口的・経皮的にこれらの毒を取り込んでしまったのだと考えられます。子どもたちは、わずか六か月になるまでに、生涯の30%分もの汚染を受けるとも言われています。こうして私たちの体内に取り入れられた毒たちは、細胞をダイレクトに攻撃し、やがて、免疫システムを崩壊寸前まで浸食していくのです。崩壊するのが早いか遅いか…現在、何の不調も呈していない人ですら、崖っぷちに追いやられていることを、私たち現代人は気づいてはいないのです。

このようなお話をすると、なにか健康問題をもった赤ちゃんのお母さんたちは、自責の念にかられるかと思いますが、現代社会は上述したような膨大な毒で溢れていて、無条件に毎日さらされているのですから、無理もないのです。しかし「発症」は「気づき」の入り口です。毒全てを回避することは不可能ではありますが、最小限にすること、とり入れてしまった毒を出すことは可能であるのです。

あなたが毎日口にしているもの、塗布しているものは本当に安全ですか?
野菜や畜肉は農薬、環境ホルモン、抗生物質、ホルモン剤でまみれたものではありませんか?
手にとるお菓子の原材料に、ショートニングやマーガリンといったトランス脂肪酸、有毒な添加物は含まれていませんか?
シャンプーや整髪料、化粧品に有害な成分や香料は含まれていませんか?
紙おむつを使用することによる経皮吸収の害を考えたことはありますか?

驚くべきは、最近の赤ちゃん用の離乳食やビスケットでさえも、ショートニングや添加物といった有害なものが含まれていています。これを口にした赤ちゃんは、大人と同レベルの毒を小さい体ながら受け止め、対処しようとして「症状」を発症しているのです。この「症状」という声なき声に耳を傾けず、薬で抑えこむ行為は“生命とは何か”をまったく理解していないのです。

薬は体の機能を変化させてしまうほどの副作用があります。京都では、強い副作用のあるステロイド剤を説明なしに使用され、体がただれたり、リバウンドによる苦しみ経験した人たちが、医療機関を相手に訴訟を起こし、今でも苦しんでいます。

先日のキューバの話でもお伝えしましたが、世界では自然療法医学が高く評価されるようになってきました。症状を抑えこむことばかりに躍起になり、結果として細胞の自然治癒力を妨げてしまっている慣習的な現代医療に見切りをつけ、いわば“細胞から元気になる食事療法”を見直そうといった風潮に変わりつつあるのです。

現代社会が抱えている、病気をはじめとする数々の問題は、生命や自然を敬い、細胞が元氣になる環境を整えてあげることで、驚くほど簡単に解決していきます。善悪の判断に迷ったら、「細胞にとって優しいかどうか」を基準にしてください。私たちを治癒できるのは医者でなく細胞だけ。そのことをぜひ覚えておいてください。

来週8月25日(月)に発刊する“予防医学ニュース”の最新号で、新連載【子どもが危険に曝されている】がスタートします。第一回は「お子さまを不幸にする香料」がテーマで、シャンプーやリンス・柔軟剤の香料の危険性や、その害を防ぐためのワンポイントアドバイスを掲載しています。
ぜひ、お読みでない方は読んでください。

https://www.facebook.com/mika.okamoto.8/posts/923809554302418

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