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遺伝子組み換えポテト、米で承認

11.11.2014 · Posted in 遺伝子組み換え

遺伝子組み換えポテトは、あまり流通していなかった。

しかし、今年11月7日、米農務省は、正式に遺伝子組み換えポテトが承認。

遺伝子組み換え技術で、発がん性が高く、フライ後に黒い斑点を残すアクリルアミドの発生率を抑えることができるということで、遺伝子組み換えじゃがいもが普及し始めるとのこと。

マクドナルドなどファーストフード、ファミレスで、一気に拡がっていくだろう。

もう、出所不明の得体のしれないポテトは食べる気はない。

【 正式に遺伝子組み換えポテトが承認 】

遺伝子組み換え作物 最新情報

米農務省は今年11月7日 シンプロット社が開発した遺伝子組み換えジャガイモ 「SPS-00E12-8」の栽培を承認した。
 
過去にも モンサントが開発した遺伝子組み換えジャガイモは有ったのですが当時はさすがにマクドナルドも使用を拒否。
その結果 採算ベースに乗らずモンサントも市場から撤退していた。

 
このシンプロット社というのは マクドナルドなどファーストフードチェーンのジャガイモを供給しているので この会社の遺伝子組み換えジャガイモが承認されたという事は 米国のマクドナルドはそれをフライドポテトの原料として導入する可能性が出てきたという事。
 
現在マクドナルド社は「使用」する事を完全否定していない。
 
 
そして日本のマクドナルドも同社のポテトを使用してる。
  
 
アメリカの食品医薬品局(FDA)では 現在この遺伝子組み換えジャガイモの安全性の評価をしているが近々終わる予定。
 
順調に行けば 2015年の春には試験販売になる見通し。
 
 
現在でも 豆腐などの原料になる大豆で たとえ表示は遺伝子組み換え大豆不使用と書いてあっても 遺伝子組み換え大豆が混入するケースが相次いでいます。
 
このままジャガイモの遺伝子組み換え作物が 大々的に作付けするようになれば 非遺伝子組み換えのジャガイモと交配したり混じってしまう可能性は非常に高まると思われます。
 
 
 
現在 日本の法律では外食産業の場合 遺伝子組み換えについて表示しなくても良い。
 
またTPPの内容によっては 一切 表示無しで日本に輸入される可能性が出てきました。
 
 
  
シンプロット社
米国で食卓にフライドポテトを普及させたと言われる最大手。
 
肥料・飼料生産・鉱物採掘や冷凍ポテト・野菜、果実の生産・販売・農場・牧場経営など幅広く手がける農業系の会社

A Seed氏のFacebookより

 
 

岡本 よりたか氏のFacebookより

「マクドナルドのフライドポテトを食べたくなくなるもう一つの理由」

モンサント社が開発して来た遺伝子組み換えジャガイモというのは、現状において流通していない。米国人は家畜が食べるものや食品添加物に遺伝子組み換え作物を使用することには無頓着であり、自分たちが直接食べるポテトには神経を尖らす。僕から見れば、片手落ちにしか思えないのだが、遺伝子組み換え小麦が流通しないのも同じ理由である。

一時期、マクドナルドや他のファストフードが遺伝子組み換えジャガイモの使用を検討したが、米国の遺伝子組み換え反対団体の激しい請願に耐えきれず、使用を諦めたという経緯があるが、ここにきて、にわかに復活の兆しがあるようだ。

栽培と供給の申請をしていたのは、マクドナルドのポテトの50%以上を供給する米国大手の農業法人、J.R Simplot社で、発がん性が高く、フライ後に黒い斑点を残すアクリルアミドの発生率を、遺伝子組み換え技術で75%抑えているという。

Simplot社は、この遺伝子組み換えジャガイモの実験栽培が完了し、USDAとFDAが承認すれば、すぐにでもマクドナルド社に提供を始めるだろう。過去のモンサント社の遺伝子組み換えジャガイモのように、消費者団体の反対に合うことになれば、撤退を余儀無くされるかもしれないが、厄介なのは、発癌物質を抑えるための遺伝子組換えであるという点だ。

この点を強調すれば、今まで反対していた消費者をヘルシーという謳い文句で煙に巻くことも可能であり、反対団体の勢いも衰えるかもしれない。最近、遺伝子組み換え表示義務化では、コロラド州でもオレゴン州でも、モンサント社の資金投入によって潰されているし、どうやら、勢いは向こう側にあるようだ。

米国で承認されれば、少なくとも米国では、パーム油はトランス脂肪酸が多いという理由でマクドナルド社から撤退させ、遺伝子組み換え大豆の大豆油で、遺伝子組み換えジャガイモをフライドした、遺伝子組み換えまみれのフライドポテトが店頭で消費者の手に渡されることになるかもしれない。

全ては予想でしかないが、これが現実となる可能性は意外に高い。このジャガイモが日本に来るかどうかは知らないが、もちろんSimplot社は、日本への輸出許可も申請している。

※参考記事

http://rt.com/usa/203567-gmo-potato-mcdonalds-fries/

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