fine-club.project approach with well-balanced mind for a balanced life

先住民族の食事

07.29.2015 · Posted in 健康, 砂糖・糖質

アメリカ人歯科医師W.A.プライス博士が、先住民族の健康状態を調査した結果、

・伝統的な生活を営む先住民族にむし歯、歯周病や不正咬合はほとんど認められないこと、
・近代食を摂るようになるとむし歯、歯周病や不正咬合が増えた

先住民族の食生活から、健康のための食生活のヒントを得られる。

プライス博士の予防歯科

1930年代に、アメリカ人歯科医師W.A.プライス博士は、世界の14の国に住む先住民族を訪れ、むし歯の状態や健康状態を詳細に記録しました。そして1939年、プライス博士は観察結果を一冊の本にまとめ、出版しました。それが「食生活と身体の退化」です。

プライス博士は伝統的な生活を営む先住民族にむし歯はほとんど認められないこと、また歯周病や不正咬合もまた認められないこと、しかし西洋人が持ち込んだ近代食を摂るようになると、むし歯や歯周病が多発し、近代食を摂る親から生まれた子どもに高頻度に不正咬合が認められるようになることなどを報告しました。

プライス博士の観察結果を元に導き出された食事法が先住民食であり、プライス博士の予防歯科を実践する専門クリニックが当クリニックです。

プライス博士の卓越した洞察力と詳細な報告によって、予防歯科の具体的な実践法が示されたにもかかわらず、プライス博士の予防歯科を実践する歯科医院は、少なくとも日本にはありませんでした。そこで僕が、日本で唯一のプライス流予防歯科専門クリニックを立ち上げたのです。

プライス博士の思いを今に伝え、先住民族の伝統から真摯に学び、真に人間的な健康を得るための手助けをしていく事が出来るなら、僕にとってこれ以上の喜びはありません。

長尾周格さんのFacebookより

Leave a Reply

WP-SpamFree by Pole Position Marketing