fine-club.project approach with well-balanced mind for a balanced life

危険だらけの生理用ナプキン

02.22.2016 · Posted in 健康

婦人科系の病気が増えたのは、
石油系化学物質で作られた有害物質だらけの、生理用ナプキンが原因。

 

化学物質でできた「生理用ナプキン」の裏側。あなたの体と未来の赤ちゃんを守るために全ての女性が知っておきたいこと。

http://macrobiotic-daisuki.jp/napkin-macrobiotic-11579.html

数年前、産婦人科で「布ナプキン」を薦められたという友人。
私はその時初めて、布ナプキンの存在を知りました。
その友人は診察時に子宮筋腫がいくつもみつかり、将来の妊娠・出産も考えて布ナプキンを薦められたそうです。

口から入る食品では規制されている有害化学物質が、日用品では普通に使われている現状があります。
私たち女性が当たり前のように使っている生理用ナプキンも例外ではありません。

口から直接体に入る食べ物よりも危険性が少ないと判断されているのでしょうか。
しかし実際は経皮毒といい、肌から有害物質を吸収してしまい、ガンを始め様々な病気の原因になるともいわれています。

出産は女性にとって最大のデトックス。
日常生活での毒素の蓄積は不妊のリスクを高めるだけでなく、赤ちゃんの発達障害や多動などの脳障害、また湿疹、アトピーやアレルギーの原因になるという専門家もいます。

忙しい生活を余儀なくされている現代の女性にとって「便利で安価な」紙ナプキンはなくてはならない存在かもしれません。
数年前の私は「紙ナプキン」以外の選択肢があることも、紙ナプキンにどのような原材料が使われているかも知りませんでした。

何の疑問も抱くことなく使用している生理用品が、知らず知らずのうちに私自身と、そして将来、自分の体に授かる赤ちゃんになんらかの影響を与えるかもしれない・・。
その可能性がゼロではないと知ったとき、私は便利で安価な生活よりも、きちんと自分と向き合う、丁寧な生活を送りたいと思いました。

無知であるために、消費者である私たちは自分の「健康」を「将来」を他人まかせにしていて良いのでしょうか?
現在30歳以上の女性の3人に1人が子宮筋腫と診断されています。

誰も「自分」が病気になるとは思っていません。
なりたいとも思っていません。

しかし、子宮筋腫や子宮内膜症、不妊症などの女性疾患に悩まされる女性の数は増えることがあっても、決して減ることがないのが現状です。

生理用 紙ナプキンの実態

「紙ナプキン」といわれますが、実際使用されている原材料は石油系素材
肌にあたる部分は、漂白されたポリエステル、ポリプロピレン、レーヨンなどの不織布。

内部には、漂白された綿状パルプ、高分子吸収材、ポリマーなどの吸収促進剤、消臭目的のデオドラント材、香料など化学物質がふんだんに使われています。
製品を清潔に保つため法的に漂白が義務付けられており、一般の紙ナプキンには塩素系漂白剤が使用されています。

吸収材である高分子ポリマーは皮膚障害をひき起こす有害化学物質
今現在、これらの化学物質の私たちの体への安全性は確立されていません

いつも当たり前に使っている紙ナプキン。
それは有害物質のかたまり、「ケミカルナプキン」なのです。

私たちが生理中に長時間使用する紙ナプキンや使い捨て生理用品は、経皮吸収率がとても高い陰部と接触するため、経皮毒のリスクも高いことが危惧されています。

部位別の経皮吸収率

●田辺三菱製薬のHPではステロイド外用剤の皮膚への吸収率を体の部位により提示しています。
http://www.hifunokoto.jp/yakuzaishi/allabout090227/allabout4_1.html

11 出典: http://love-theearth.com/necessities/necessities09/
(田辺三菱製薬のHP: ステロイド外用剤の皮膚への吸収率とは多少異なる部分があります)

この部位別の皮膚への吸収率をみてみると、私たちが生理用品を直接つける陰部の率「42倍」は際立って高い率になっています(腕の内側を1倍とした時の吸収率)。
この率からも生理用品の経皮毒の危険性は他の部位に比べて高いことが簡単に想像つくのではないでしょうか?

私たちの膣内粘膜から、紙ナプキンに含まれる様々な化学物質、特に残留ダイオキシンが吸収される危険性は20年近く前から問題視されています。
アメリカやヨーロッパでは子宮内膜症とダイオキシンの因果関係の追跡調査が行われ、その結果、膣内粘膜から残留ダイオキシンが吸収され、蓄積される危険性が警告されました。
ダイオキシンは微量でも非常に強力な毒性を持ち、特に女性の場合、ホルモンかく乱作用が子宮内膜症、死産、流産などを引き起こす原因になることが心配されています。

将来のあなたのために。
知ってもらいたい「ノン・ケミカルナプキン」という選択肢。

「布ナプキン」の原料は、その名のとおり「布」。
綿やオーガニックコットンなどを使用している布ナプキンは肌触りもよく安心して使うことができます。

生理の量が多い日は「漏れ」などのデメリットもありますが、そんな日は紙ナプキンの上に布ナプキンを重ねて使い、陰部には紙ナプキンが触れないように使用するなど、あなたの生活や体の状態に合うように工夫してみるのも良いでしょう。

嬉しい布ナプキンのメリット

1)肌に優しい

布ナプキンの最大のメリットは、やはり安心して使えること。
紙ナプキンに使用される化学物質による害の心配もなく、かぶれなどの不快な症状も改善します。

2)冷えを防ぐ

経血の吸収のため紙ナプキンに使用されている高分子吸収体ポリマーは「熱冷ましシート」にも使われる化学物質。
経血を吸収した高分子吸収体ポリマーはとジェリー状になり子宮を冷やします。
冷えは女性の大敵。
生理痛・子宮の病気・不妊症の一因になります。
一方、布ナプキンは、洋服の重ね着のように子宮を包み込み、体を温め冷えが改善することで基礎代謝が上がり様々な病気を未然に防ぐことができます。
また卵巣や子宮の血流が良くなるため妊娠しやすい健康体になる効果も期待できます。

3)環境にも、お財布にも優しい

塩素系漂白剤が使用される紙ナプキンなどの生理用品は焼却の際にダイオキシンが発生するため、私たちの生活する環境にも大きな影響を与えています。
特に生ごみ中の塩素イオンが石油製品と結合すると毒性の強いダイオキシンが発生。

ダイオキシンは分解されないため食物連鎖で何億倍もの濃度に濃縮され、食物として再び私たちの元に戻ってきます。
布ナプキンを使用することは、自分だけではなく自分の周りを取り巻く環境、人々、そして未来への「優しさ、心づかい」とも言えるのではないでしょうか?

環境に優しい布ナプキンですが、意外にお財布にも優しいのがうれしいところ。
布ナプキンは一見「高い」と思うかもしれませんが、長期的にみるとかなりお徳です。

私たち女性が1ヶ月に生理用品に使っている金額は大体500円前後ではないでしょうか?
布ナプキンはサイズやメーカーで価格が異なりますが、大体1枚1000円くらい。
布ナプキンは少なくとも3年位は使用できるので、例えば7枚購入して3年使えば11000円お財布に残ります(紙ナプキンは3年間で18000円)。

 

布ナプキンのかんたん洗濯方法

忙しい生活の中で、なるべく楽に「布ナプキン生活」を送るための「かんたん洗濯方法」をお伝えします。
布ナプキンは洗濯が面倒・・と思う方もいると思いますが、実際使ってみると思ったほど大変ではないと感じるはずです。

ステップ1.
ぬるま湯(40度以下)で経血をある程度洗い落とします。

ステップ2.
容器にアルカリ性の洗剤または重曹を入れぬるま湯や水で溶かし、ナプキンをなるべく折り曲げずに入れつけ置きします(容器は蓋つきのものがお薦め)。

ステップ3.
汚れが落ちたらネットに入れて他の洗濯物と一緒に洗濯機で洗います。

ポイント
1.血液は50~60℃くらいで凝固し、繊維にくっつき落ちなくなるので水温は40℃以下。
2.ステップ2.のつけ置きで汚れはほとんど落ちますが、生理の初めと終わりの経血は落ちにくいのでもみ洗いをした方がベター。
3.せっかくなので、洗濯時の洗剤も無添加の体に優しいものに変えると良いでしょう。
4.オーガニックコットン使用の布ナプキンは直射日光で傷んでしまうので陰干しにします。

Leave a Reply

WP-SpamFree by Pole Position Marketing