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児童虐待:2016年、最多5.4万人

03.10.2017 · Posted in 子ども

年々増える児童虐待。

この数値は、実際に虐待数が増えているのか?
それとも、潜在的にあったものが表に出てきているのか?
今までの解釈から切り替わったのでカウント数が増えたのか?

そのあたりは、定かではない。

昔は、児童虐待は存在していないことになっていた。
親の体罰はしつけの一種と解釈されていたし、近親間性虐待はなかったことにされていた。今でもその傾向は強い。子どもは親の所有物という風潮もまだまだある。

声をあげられない子どもたち。
子どもの人権を軽くみる日本。(そもそも、子どもだけでなく、人権が尊重されてない国)

戦争に向かおうとしている安倍氏の政策だと、今後さらに増える可能性がある。

●児童虐待:2016年、最多5.4万人 12年連続で増加
(毎日新聞2017年3月9日)

 虐待の疑いがあるとして全国の警察が2016年に児童相談所(児相)に通告した18歳未満の子どもは5万4227人(前年比46・5%増)で統計の始まった04年以降、12年連続で増えたことが、警察庁の調べで分かった。傷害容疑などで立件された加害者は1113人(同31・1%増)、被害を受けた子どもは1108人(同29・9%増)でともに過去最多だった。増加の理由について同庁の担当者は「虐待への関心が高まって通告が増え、警察も積極的に対応したため」と話している。

 通告全体の7割は子どもに暴言を投げつける心理的虐待で3万7183人(同53・9%増)だった。このうち夫婦間などによるDV(ドメスティックバイオレンス)を子どもの目の前で行う面前DVは2万4998人(同48・7%増)に達した。また、身体的虐待は1万1165人(同35・2%増)、食事を与えないなどのネグレクト(育児怠慢・拒否)5628人(同27%増)、性的虐待251人(同46・8%増)だった。

 検挙された1113人のうち身体的虐待で立件されたのは884人で全体の8割を占めた。性的虐待は163人、心理的虐待は36人。ネグレクトでは30人が検挙された。また、被害児童のうち虐待で亡くなったのは67人に達した。

 警察庁は今年2月、頭部の外傷や脱水症状による衰弱、自殺願望など子どもの状態などから警察官が児相に通告すべき項目をまとめたチャート図などを作って全国の警察に配布。これを参考に警察官が虐待の危険度を判断できる手引書を作るよう各都道府県警に求めている。

http://mainichi.jp/articles/20170309/dde/001/040/071000c

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