日本の奨学金は『金融事業』
「2004年に奨学金が育英会から機構へ引き継がれてから、奨学金が『金融事業』になってしまった。奨学金の体質が変わってしまったというのが、この裁判の本質だと思う」
現在の日本の奨学金は、学生の支援が目的ではなく、金を回して金利で儲けようとするためのものに変わってしまった。
貸与型奨学金は、単なる「ローン」であり「借金」。
「奨学金の返済が終わるまでは、どんなにブラックでも転職できない」
「奨学金の返済が終わるまでは、結婚なんて考えられない」
若者に借金を負わせて、若者の20代、30代の時代を縛る日本。
返済を気にしながら、能力を発揮もできず、冒険もできない。
若い才能を開花させるチャンスを奪い、能力を潰すことは、国の発展を妨げることにもつながる。
他の国のように、早急に「給付型奨学金」を増やすべきた。