増える子どもの貧困
我が子の周りで実際に見てきた。
卒業した先輩のお下がりをもらって、部活を続けるように、子どもたちの協力で、その子は部活を続けられた。
周りの協力でなんとかできることもある。
貧困のために、様々な機会を得られない子どもたち。
「日本は豊かだから貧困なんてない」と考えている人はいるが、そんなことはない。
まず、貧困の実態を知ること。
そして、私たちでできることは必ずあるので、できることを考えて欲しい。
●道具が買えなくて部活を辞める・・・「家が貧しいから」と言えない日本の子どもたち
将来の日本社会をになう子どもと若者の「教育」について考えるシンポジウムが10月18日、東京都内で開かれた。教育や福祉の専門家によるディスカッションでメインテーマとなったのは、貧困家庭の子どもたちの教育問題だ。登壇した社会学者の宮本みち子さんは「子ども自身は『家が貧しい』とは絶対に言えない」「周りの大人が子どもの貧困にアンテナを張ろう」と呼びかけた。
●「家が貧しい」と子どもは言えない
「内閣府からは、日本の子どもたちの6人に1人が貧困の状態にあるというデータが発表されています。また、家族からも学校からも職場からもこぼれ落ちて、困っていても相談する人がいない『社会的孤立』の状態にある人も、2000年代から急速に増えてきました」
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