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Posts Tagged ‘風邪薬’

風邪薬は効かない

01.26.2015 · Posted in 医療全般

風邪は、ウイルスが原因。そのため、抗菌薬は効かない。

つまり、風邪薬が効かないのは、世界では当然とされている。

にも関わらず、日本では保険適用されているため、医療費削減には風邪薬を保険適用外にする流れがやっときた。

●「風邪薬は無意味」は医療界の常識?保険適用除外の動き 医療費削減議論が本格化

http://biz-journal.jp/i/2014/08/post_5725_entry.html

 6月に上梓した『絶対に受けたくない無駄な医療』(日経BP社)が出版から1カ月で3刷りとなり、想定よりも売れ行きが好調だ。国を挙げた無駄な医療選定作業が進みそうであることも関係していると思われる。ここ最近で日本の医療経済の観点に関する大きな動きといえば、社会保障制度改革推進会議が7月に始まったところだろう。民主党政権時の社会保障制度改革国民会議と同じく、慶應義塾長の清家篤氏が議長を務め、首相の諮問に応える。医療や介護について、無駄を省きながら効率的に機能を強化することを目的としている。社会保障費の増大が問題視される中、無駄な医療の削減は必然の流れといえよう。

●風邪薬の保険適用除外は世界的潮流

 7月18日付日本経済新聞は、この社会保障制度改革推進会議に関連し、健康保険組合の見方として風邪薬や湿布薬を保険適用外とする改革案を紹介していた。この案に反発を覚える消費者も多いかもしれないが、「風邪薬を保険適用から外す」というのは世界的な潮流から見れば違和感はない。
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市販の風邪薬は、環境ホルモン成分入りで子どものADHD増加、精巣がん10倍のリスク

11.19.2014 · Posted in 医療全般

市販の風邪薬に含まれるアセトアミノフェンは、環境ホルモン様物質。

妊婦が飲むと、子どものADHD増加、精巣がん10倍のリスクがある。

【「パブロン」「ベンザブロック」「ノーシン」は環境ホルモン成分入りで子どものADHD増加、精巣がん10倍のリスクも 】

デンマークの妊婦を追跡調査した最新の調査で、風邪薬「パブロン」(大正製薬)「ベンザブロック」(武田薬品)や妊娠中の鎮痛剤「ノーシン」(アラクス)などに含まれる「アセトアミノフェン」という成分が、生まれてくる子どもADHD(注意欠陥・多動性障害)発症リスクを高めることが分かった。

2014年4月にアメリカの権威ある米国医師会学会誌に発表されたものだ。

アセトアミノフェンは、2012年に世界保健機関(WHO)が発表した報告書でも、環境ホルモン作用により子どもの先天異常の一つである停留精巣を引き起こすリスクが指摘された。妊娠中に服用する薬は、事前に医者に相談するよう指導されるが、デンマークの調査でも、妊婦の50%以上が気軽に買える市販の鎮痛剤を使用しており、これら深刻なリスクは、ほとんど消費者に知られていない。 (さらに…)