[No.11: ハロウィーンを楽しむメイク]
10月31日はハロウィーンの日。 アメリカでは多くの人々が、いろいろなアイデアを駆使して仮装をして楽しみます。また、オレンジ色の大きなかぼちゃの中身をくりぬき、ちょうちんをつくって飾ったり、"Trick or Treat"(お菓子をくれないといたずらするぞ、という意味)といって、仮装した子供達が、近所の家にお菓子をもらいに行ったりします。
この季節、期間限定のコスチュームストアが出没したり、ドラッグストアでも仮装のためのグッズ、衣装、メイク用品、お菓子などでいっぱい。店内はお化け屋敷風だったり、かぼちゃやこうもりのデコレーションなどで飾られます。
特に魔女の仮装は毎年定番のため、各化粧品メーカーは、“Wild Witch"的テーマのメイクアップラインのプロモーションを実施。なかでも今年は「Wet‘N’Wild」(マックスファクターのガールズ・コスメブランド)のラインナップの多さが目立ちます。 基本的にブラック、バーガンディ、ディープパープルの色物が中心です。
また、ハロウィーン用ボディグリッターも登場。ボディグリッターとは、ボディ用ジェルに細かいラメと、星、ハート、かぼちゃなどを型どったセロファンかプラスチックのようなものが入っているものです。ハロウィーン用ボディグリッターは、通常の星やハートを入れる代わりに、パンプキンやクモをいれたものや、ブラック×シルバーのグリッター、ヘアグリッターなどがあります。そのほかには、レインボウカラーやゴールド、シルバーのつけまつ毛、リキッド状の黒いリップやチークなどなど、ハロウィーンメイクを楽しむコスメは盛り沢山。
普段は使わない変わったものが多いのですが、たまのお祭りやパーティーではこんなメイクも楽しいもの。チープコスメはこんなときにも大活躍です。
L.A.では、ウエストハリウッドで行われるパレードが有名で、毎年ものすごい数の人が集まり、コスチュームを披露します。ゲイピープルの多い場所としても有名なだけあって、がたいのいいお兄さんたちが綺麗にお化粧して女装しているのも見物。この時期L.A.にいらっしゃる方は、是非仮装して参加し、アメリカ文化を体験してみてはいかがでしょうか。
---2000.10.24 (c) 2000 by Kayoko Okochi ---
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