[No.14: バラエティ豊富なヘアカラー]
アメリカ人の間では、美しいブロンドヘアはみんなの憧れの的。何も手を加えず生まれつき完璧な金髪という人は、なかなかいないようです。 ということは、ほとんどの人が何かしら手を加えているということ。
ファッションや気分でヘアカラー変える若者ををはじめ、白髪染めやおしゃれ染めにヘアカラーをする中高齢層まで、ヘアカラーリングは、アメリカのビッグビジネスなのです。
ヘアダイのみを専門に行うプロフェッショナル・ヘアーカラーリストがいるのもそれだけ多くの人々が髪の毛の色にこだわりを持っている証。プロの技術もさることながら、家庭用ヘアカラーのバリエーションも豊富です。
ドラッグストアにはヘアカラーの製品が、横幅約3メートル、縦1.5メートルくらいの棚に上から下までぎっしり並んでいて、そのブランド数と色数は凄まじいもの。ブロンドひとつ取っても、アッシュ・ブロンド、ブラウン・ブロンド、プラチナ・ブロンドなどの種類があり、微妙に色が違います。
今回ご紹介するのは、アメリカのヘアカラーマーケットでナンバーワンシェアを持つClairol社の「Xtreme FX Bleach-Out Tool Kit」& 「Xtreme FX Color Shock」です。ティーンからヤングアダルトをターゲットにしているこの製品は、パッケージも商品名もワイルドでクールなイメージ。
オレンジ、ホットレッド、パープル、デニムブルーなどのクレイジーカラーもこのブランドの特徴です。 髪の毛全体を染めるのに抵抗があれば、ハイライトにも使えます。 キットには、ヘアダイに必要な道具が全部入っているのでとっても便利そう。
私も今までマニキュア、ヘアカラー、へナといろいろカラーを試してきましたが、実はアメリカのものは使ったことがありません。いつも気になって、棚の前でしばらく物色はするのですが、購入までいたりませんでした。
というのも、アジア人とアメリカ人では髪質やもとの色が違うし、いまいち仕上がりに不安があるのです。でもこれを機会にどんなものか、アジア人の友達をモデルに使ってトライしてみようと思います。
値段の安い家庭用ヘアカラーを使って失敗し、美容院に駆け込むというような話しも聞きますが、自分でやってコツさえつかめば、楽しいものですよね。
---2000.11.14 (c) 2000 by Kayoko Okochi ---
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