[No.01: N.Y.でも価格破壊が進行中?! ]
L.A.を去る前に、知り合いのドイツ人のおばちゃんに言われました。
「カリフォルニアの人は親切だけど、ニューヨーカーは違うからね。日本人とは正反対で、自分の意志表示をしない人は無視されるわよ。『NO!』ということは無礼でもなんでもないんだから。」
この言葉を肝に銘じ、1からスタートする気持ちでN.Y.にやってきました。
N.Y.に来るのは10年ぶり、といっても住むのは初めて。なんとなく街の雰囲気は覚えていたものの、L.A.とのあまりのギャップに着いた瞬間からホームシックに・・・。
なんだか皆ピリピリムードで、歩くスピードもめちゃめちゃ速いし、信号なんて誰も守らない。車のクラクションも鳴りっぱなし。すっかりのんびりモードに慣れきっている私は、ボーっとしてると取り残されそうです。
あーあ、いつもにこやかでフレンドリーなカリフォルニア人がなつかしいなあ・・・前置きが長くなりましたが、今後はN.Y.ならではの話題やトレンドなど、皆さんに楽しんでいただけるような情報をお送りできるようがんばります。
さて、マンハッタンのミッドタウンから5番街を北の方へ歩いていくと、噂に聞いていた「H&M」を発見。H&Mとは、昨年からN.Y.に進出しているヨーロッパのアパレルメーカー。
メンズ、レディス、ヤング、キッズの低価格のベーシックアイテムやトレンド感覚の衣類、アクセサリー、バッグ、コスメなどを扱っています。例えば、Tシャツ、タンクトップ、カットソーなどは$10〜、スカートやパンツ$25〜49、アクセサリー&バッグは$5〜など超破格。
ワンシーズンしか着ない流行アイテムなど、手持ちのワードローブと合わせれば安っぽく見えないし、デザインのバリエーションも豊富なのでいろんなコーディネートが楽しめます。
オープン当初は入場制限したほどの人気店で、今でも平日の昼間でさえレジの前には長蛇の列ができています。やっぱり安くてたくさん買えるっていうのは魅力的ですよね。これって日本のユニクロ旋風と似てる?
---2001.6.5 (c) Kayoko Okochi ---
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