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[No.21:ギフト選びはショッピングサイトで]


 先日友人にギフトを送ろうと思い、日本のショッピングサイトを覗いてみました。アメリカかからモノを送るには送料も時間もかかるし、第一郵便局のあの長い列を想像するだけでも嫌なので、日本で買ったほうがいいと考えたわけです。

 がしかし、日本のオンラインショッピングのあまりの品揃えの悪さには驚きました。まずほとんどのメーカーや小売店ではオンライン販売をしていないのですね。せいぜい本やコンピューター、電気製品が売られているくらいで、ちょっと洒落たギフトなんてもってのほかでした。(私の探し方が悪かったのでしょうか?)

 アメリカのメーカーや小売店は独自のウェブサイトを持ち、商品の販売はもちろん、情報やサービスの提供を行っており、今やオンラインで買えないものはありません。

 昨年創刊されたファッションショッピングマガジン「Lucky」では、掲載商品の下に電話番号とウェブサイトのアドレスが記されており、欲しいものに即アクセスできます。

 例えば今回のようにギフトを探していて、何を買ったらよいか迷っているときは、『ブルーミングデール』や『メーシーズ』といったデパートメントストアのサイトに行ってアイデアを見つけることができるし、買いたいものが決まっていれば直接メーカーのサイトにいけば品揃えも豊富。

 ウエディングギフトなどを贈る場合は、『Tiffany』のサイトに行けばそれで済んでしまうし、時間がないときにはとても便利です。またYahooショッピングでは商品名をインプットすると、購入できるサイトがリストアップされ、商品の値段や送料、受け取り時期などを比べることができます。

 そしてオンラインショッピングの最大の利点は日本でいう消費税がかからないこと。自分の住んでいる州以外の会社のサイトで買い物した場合、州税が免除されるというわけです。

 もちろん洋服など着てみなければサイズがわからないものや、自分の目で見て触ってみないことには購入したくないというものがたくさんあるのも事実。また、企業側と小売店との関係や送料、セキュリティの問題などいろいろ障害があることもEコマース産業が発展しない理由でもあるのでしょう。

 消費者の立場としては、購入方法がいろいろ選べるのはとても嬉しいことです。少なくともアメリカではこの便利なシステムが浸透し、選択肢の一つとして定着しました。日本でもimodeなどで買い物するのが当たり前になる日が来るのでしょうか?

---2001.10.23 (c) Kayoko Okochi ---

 

 

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