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[No.38:2002年秋冬N.Y.コレクション]


 同時テロ発生のため半ばで中止となった前回のコレクションから5ヶ月。時が経つのは早いもので、2002年秋冬コレクションが、ニューヨーク市内で開幕しました。

 ニューヨークでは通常この期間、無数のショーが行われ、世界中から集まったデザイナーやバイヤー、ファッションジャーナリスト達のお祭り騒ぎが続きます。

 ただ、テロの悲劇からの回復を目指すニューヨークで行われる今回のショーは、規模が劇的に縮小され、ビジネス中心の催しになるということ。アパレル産業はNYの最も重要なビジネスのひとつであり、9月11日以降の消費者のデザイナー離れに伴い、冷え込んでいる業界を盛り立てようと、多くのマスコミもさまざまな形でファッションウィークのスタートを報道しています。

 メイン会場はおなじみマンハッタンのブライアント・パーク。テントのデザインはグラフィティ調の星条旗をモチーフに今回もスティーブン・スプラウスが手掛けています。スティーブンはルイ・ヴィトンのグラフィティバッグのアーティストとしても有名。

 2月8日初日に行われたセレモニーには、ブルームバーグ市長をはじめ、オスカー・デラレンタやマイケル・コースら大物デザイナーが顔を揃え開幕をお祝いしました。

 会場内には、メインスポンサーであるメルセデス・ベンツのミニチュアカーが会場を賑やかに彩り、またWホテルのラウンジやマッサージルームなども設置されているとか。

 今シーズンの見どころとしては、何と言ってもNYコレクションの活性化に協力すべく、パリから参加しているバレンシアガ(13日)、ジェレミー・スコット(15日)、ロンドンから参加のマシュー・ウイリアムソン(13日)、ルエラ(10日)など、そして毎回パリコレに移動かと噂されるヘルムト・ラング(14日)のショーも開催されます。

 ショーが多くの人々に注目され、景気向上につながることを期待するとともに、無事にイベントが終了することを多くのニューヨーカーが見守っていることと思います。

---2002.2.19 (c) Kayoko Okochi ---

 

 

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