[No.01:正しい洗顔とは〜その1]
人間は第一印象がとても大事。寝不足で顔や目がはれていたり、顔色が悪かったりすると、気分も晴れないので人づきあいも積極的になれません。顔色や肌のツヤ、血色のいい人は男女問わず若く見えますし、好感が持てるものです。
肌をいい状態でキープするにはなんといってもお手入れ。最近は男性化粧品も続々と登場し、積極的にお手入れをする男性も増えています。そこで、まちがえやすいのが、お手入れ方法。いろんな化粧品を使い分けるのも大切ですが、最も大事なのは洗顔です。「そんなの当然」と思っていても、まちがった方法を続けている人が結構多いのです。
1. どんなに寒くても水で洗ったほうが肌が引き締まる。
2. 洗顔は洗顔料を使って二度洗いしたほうが汚れがよく落ちる。
3. 洗顔料はたくさん使ったほうが、きちんと汚れがとれる。
4. 市販の洗顔料より、せっけんのほうが安全。せっけんで1日3回以上は顔を洗う。
5. 毛穴の汚れをとるには、洗顔をブラシを使ったほうがいい。
6. 洗うタイプより、コットンやティッシュでふきとるタイプのほうがよくおちる。
さあ、この中で正しいのはどれでしょうか?
実は、全部肌にはよくありません。
1. の冷たい水で洗うと、表皮の下にある真皮の毛細血管がキュッと縮まり、それで肌が引き締まったような気がするだけで、実際には、表皮の一番表面に
ある角質層に余計な刺激を与えるだけなのです。刺激を与えると肌の老化が進みシワの原因に。シワなんてできれば作りたくありませんよね。冷たい水で洗
うよりぬるま湯のほうが肌に刺激が少ないのです。洗顔は人肌に近いぬるま湯が最も適しています。
---2000.1.15 (c) 2000 by Mica Okamoto ---
|