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[No.02:正しい洗顔とは〜その2]


 顔は常に大気にさらされているので、見えないホコリや雑菌でいっぱいです。その汚れをきちんと落としていないと肌は衰えるばかり。なんとかしてきちんと汚れをとりたいものです。

 前回で紹介したまちがった洗顔法の「2.洗顔は洗顔料を使って二度洗いしたほうが汚れがよく落ちる」は、汚れをきちんと落としたいがためにしてしまう行為だと思います。しかし、洗顔料での二度洗いは、肌の潤いを保っている皮脂を落としすぎることになりかねません。

 皮膚の一番外側にある角質層には、適度な水分が保たれており、その水分の蒸発を防いでいるのが、汗と皮脂が混じり合ってできる皮脂膜です。この皮脂膜が肌を乾燥から守っています。

 洗顔しすぎるとよく突っ張った感じになりますが、それは皮脂膜がとれてしまった証拠。時間がたてば皮脂が分泌され皮脂膜は回復します。しかし、洗いすぎると皮脂膜を落とし過ぎてしまい、角質層は乾燥して水分不足になり、表面の滑らかさがなくなります。また、皮脂は細菌を防ぐ働きをするので、皮脂不足は肌のコンディションの悪化につながります。

 何度も洗って不足した水分や油分を化粧品で補うより、皮膚のもっている自 然な働きで肌に潤いができるほうが健康な肌ともいえます。洗顔料を使っての 洗い過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

---2000.1.22 (c) 2000 by Mica Okamoto ---

 

 

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