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[No.11: 敏感肌には刺激の少ない保湿成分を]


 もうすっかり春!でも、まだまだ肌寒いのが現実。寒さと乾き気味の空気に加え、エアコンで部屋の空気も乾燥していた冬の間に、肌はダメージを受けていたかもしれません。突然化粧品が合わなくなったり、赤みやはれ、かゆみを伴った炎症を起こす人もいるようです。アトピーかと疑ってしまいますが、原因は乾燥で肌のバリア機能が失われたためです。

 バリア機能の低下によるトラブルなのに、合わないからといって新しい化粧品に変えるのは悪化の元。まず化粧品の使用をやめて、肌の炎症を鎮めることが先決です。

 ここでもおすすめなのが、角質細胞に水分をとどめる糖アルコールや、天然保湿因子(NMF)。特に糖アルコールのなかでもエリスリトールは、グリセリンなどより浸透しやすく、べたつきが少ないのが特徴で、最近注目されています。

 もうひとつは、角質層の成分の1つである天然保湿因子(NMF)。「天然保湿因子(NMF)」、「アミノ酸(NMF)」などの表示のものなら、この時期失われがちな肌の天然保湿因子(NMF)を補うことができ、水分を保ちうるおいのある肌を期待できるでしょう。

 最近、人気のナチュラルウォーターなどのミストは、うるおいを与えるイメージなのと、いつでもシュッの手軽さで受けているようですが、水分をたくさん与えても、それをとどめる力が皮膚になければ、かえって乾燥を招くとか。顔への使い過ぎにはご用心。

 洗顔後は肌が乾燥します。水で洗っても角質細胞間脂質は溶け出すため、お湯や洗顔料を使えばなおさらのこと。洗顔後に保湿成分を補うのも忘れないようにしたいものです。

 これから温かくなり、紫外線対策も必要になってきます。もし寒さと乾燥で肌が傷んでいたなら、今こそ念入りなお手入れで元気な肌をカムバックさせましょう。

---2000.3.25 (c) Mica Okamoto ---

 

 

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