[No.28:化粧水のタイプ ]
夏は紫外線もきつく、日焼けによる乾燥が心配されます。そこで大事なのが化粧水による保湿です。
最近の化粧水は、「しっとり」「さっぱり」などのタイプ表示があります。大手のメーカーは、大体この2タイプにわけているようで、「しっとり」タイプの化粧水には保湿成分の濃度が高く、水分を逃がさないように油性の保護膜を作る成分が含まれている場合が多いようです。「さっぱり」タイプは、保湿成分の量が控えめ。
ほかに、脂性肌用の化粧水には、毛穴を引き締める収斂作用がある成分を含んでいたり、乾燥肌用化粧水には、油分やミルクなどが配合され、乳液をつけなくても、ある程度の保護膜を作れるようになっています。
肌がかさつき気味の人やキメが荒れている人は、文句なく「しっとり」タイプを使うのをおすすめします。アルコールが含まれているものや、角質を除去してくすみをとるもの、毛穴を引き締める収斂作用の強いものは、乾燥肌の人は避けたほうがいいでしょう。
特に乾燥というわけでもないけれど、日中の油分も気になる人は、顔全体を1つのタイプでわけるのは難しいかも。できれば、「しっとり」と「さっぱり」の2タイプを顔の部分によって上手に使い分けたいものです。
化粧水をつけるタイミングとしては、洗顔後、タオルで水分をほぼとった後、皮膚が乾き切らないうちにつけるのがポイント。そのほうが、保湿成分や水分がしみこみやすいからです。おフロ上がりや洗顔後、そのままにしておくのは、乾燥させてしまうので気をつけましょう。
---2000.8.12 (c) Mica Okamoto ---
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