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[No.32: 秋口の肌のくすみ対策]


 前回くすみの原因に触れました。大きな原因は、皮膚の水分不足、紫外線の影響によるメラニンの沈着、血行不良、角質が分厚くなることが4大原因。そのなかでも、秋口に多いのが、紫外線によるメラニンの沈着と角質肥厚の2つです。

 角質肥厚とは、古い角質がはがれにくくなり、蓄積して厚く固くなること。夏の紫外線から肌を守るために、肌自身が角質層を分厚くしますが、そのせいでターンオーバーが鈍ってしまうことによって起きます。また、洗顔などの毎日のスキンケアが不十分だったり、加齢によっても、細胞の代謝が悪くなり、ターンオーバーのサイクルが鈍ります。

 紫外線によるくすみは、紫外線にあたった肌のメラノサイトが活性化し、メラニンをどんどん作り出して、紫外線の刺激から肌を守るために起きます。メラニンが肌のターンオーバーによって、無くなっていけば、肌の白さは戻りますが、ターンオーバーが乱れているとメラニンが肌に沈着しています。そしてシミ・そばかすが増え、肌全体のくすみへとなってしまいます。

 まず角質肥厚には保湿効果の高いローションなどを使い、十分に水分を補給し、ターンオーバーのサイクルを整えましょう。そして、うるおいを保つパックで肌の奥にまで浸透させ、角質を柔らかくしましょう。間違っても、古い角質を取り除こうとして、ゴシゴシこすったり、スクラブ洗顔などで肌に傷つけないように。そんなことをすると逆に、皮膚が固くなってしまい、くすみが進んでしまいます。

 メラニン沈着によるくすみは、美白化粧液でお手入れを。朝晩きちんと継続しないと効果は期待できません。まだまだ紫外線の強い日が続きますので、日中の紫外線対策も忘れずに。

 また、食事も大切。血行をよくし、酸化を防ぐビタミンE、皮膚細胞の代謝を高める鉄分、メラニン沈着を抑えるビタミンCの多いものを積極的に取るようにしましょう。

---2000.9.9 (c) Mica Okamoto ---

 

 

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