[No.14: セレクトショップに見る2001年のトレンド]
L.A.には、多くのセレクトショップがありますが、最もヒップのエリアといわれているのがビバリーブルーバードの南ロバートソン通りの辺りです。
M・A・C、アニエスb、BCBG、といったおなじみの店もありますが、西海岸カジュアルからヨーロッパブランドまで、最先端のファッションを取り揃えるブティックが軒を連ねます。
アールジーン、ジューシー、MIUMIU、シマロンなど日本でも人気のあるブランドをはじめ、新進デザイナーもの洋服、ランジェリー、バッグやサングラス、アクセサリーなど、ちょっとお値段は高めですが、見ているだけでも楽しくなります。
そしてもうひとつ楽しみなのは、そこに来ている買い物客のウォッチング。ショッピングモールに来ている客層とは一味ちがって、カジュアルでもなんだかセンスが光っていてお洒落。手には高級ブランドやセレクトショップのショッピングバッグを持ち、さっそうと外車を乗りつける姿は、本当に羨ましい限りです。
さて最近のトレンドはというと、80年代ロックスターやミリタリースタイルが多く見られます。ラメやラインストーンをあしらったタンクトップや首まわりや袖口が切りっぱなしになっているTシャツ、裾にスリットが入ったり、ちょっとしたデコレーションがほどこされているジーンズ。ベルトもラインストーンの大きなバックルやチェーンベルトが数多く取り揃えてありました。
それに、ちょっとフェミニンなデザインのミリタリールックはモスグリーンやカーキのシャツにストライプのラインが入ったものや、迷彩柄のスカート、パンツ、バッグなどが目白押しです。
また70、80年代スタイルのカラーサングラスは映画チャーリーズ・エンジェル以来、相変わらずの人気で、少しずつフォームがアレンジされたものなど、バリエーションが豊富です。
最後に、セレブに愛用者が多いといわれる、パーソナライズ・ネックレス。自分の名前や、イニシャルのアルファベットがペンダントヘッドになっています。素材はプラチナやダイヤでつくられている高価なものからフェイクまでいろいろです。ざっとご紹介しましたが、日本と比べてみていかがですか?
---2001.3.6 (c) 2001 by Kayoko Okochi ---
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