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子どもの健康情報【3歳時の習慣は小1まで続く】




 早食いをする、間食を摂る、肥満、夜遅くまで起きている・・・
 このような生活習慣や体格の特徴は、3歳児の状況が小学校1年生まで、そのまま引き継がれることが、国立国際医療センター研究所の西田美佐・栄養障害研究室長らの研究でわかりました。

   92年度に東京都の3歳児で、96年に小学校1年生になった384人を調査しました。
 その結果、小1の時点で肥満の子どもたちは8.1%、標準より体重の軽い子は12%で、3歳児の時に肥満だった22人のうち、12人は小1でも肥満のままでした。

 小1の時点での生活習慣も3歳児のものを継続している子どもが多く、早食いや本人ひとりだけで食事をする食習慣が肥満に結びついていることも確かめられました。

 脂肪細胞は胎児期から増え始めますが、肥満の子は7歳くらいで、すでに成人と同じくらいの脂肪細胞の数があるといわれています。いったん脂肪細胞の数が増えてしまうと、減らすことは困難で、そのまま肥満の状態が続くことになります。健康的な生活習慣は3歳よりも小さなときから親が気をつけていないといけないようです。

参考:朝日新聞99.9.12


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