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子どもの健康情報【ぜんそくの小中高校生 10年間で倍増】


 ぜんそくにかかっている小中高校生は過去最高で、その割合はこの10年間で倍増していることが、2002年12月18日発表された文部科学省「2002年度学校保険統計調査」でわかりました。

 調査は全国の幼稚園から高校まで約9100校を抽出し、健康診断での発育や健康状態を調べました。

 【2002年度 ぜんそくの子どもの割合】

幼稚園1.3%
小学校2.7%
中学校2.2%
高校1.4%

 また、アレルギー性鼻炎などを含む鼻・服鼻腔疾患も小学校で11.2%、中学校で9.4%など、すべて前年度を上回っており、全体にアレルギー関連の疾病が増えていることが明らかになりました。

 日本学校保健会の2000年度サーベイランス調査では、ぜんそくの生徒の割合は小学校3,4年男子で約7%、5.6年生女子で5%に達していました。また、医師からアレルギー性疾患といわれたことがある小学生は2割前後というデータもあります。

 文部科学省学校健康教育課は、「ぜんそくの増加は、大気汚染、生活環境、食生活、免疫の変化など様々な要因の複合が考えられるが、科学的根拠は得られていない」と話しています。

 

  平成14年度学校保健統計調査速報
  平成13年度学校保健統計調査

---2003.3.31 (c) Mica Okamoto ---


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