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日本の肥満人口は、現在2300万人にも及びます。このうち1300万人は男性の肥満者で、15歳以上の男性の4人に1人が肥満という計算になります。特にここ数年、働き盛りの30代男性の肥満者の増加が著しく、中年太りの若年化と言われ深刻な問題となっています。 30代男性というと、公私ともに最も活躍する時期。職場では中間管理職となり上司と部下の間で気をつかい、プライベートでは結婚や子育ての重要な時期で、いくら時間があっても足りず、あちこちから必要とされます。 このため、どうしても食生活がおろそかになってしまいます。実際に、30代男性の約半数が「食事を決まった時刻に取っていない」「食事に十分な時間をとっていない」というように食生活が不規則になっています(厚生省による国民栄養調査の結果より)。
この食生活の乱れによって引き起こされるのが、数々の生活習慣病のもととなる肥満です。 さて、どうしても今日中に済ませてしまわなくてはならない仕事のために残業。こんな時の夕食はどうしていますか?終電間際に帰宅し、1人で夜食をとることが多いのでは?寝る前に取ったエネルギーは、その後に運動しないため消費されにくく、ホルモンの関係で脂肪に変化しやすいものです。また、寝ている間も胃は消化活動を続けますので、熟睡できず翌朝すっきりと目覚められません。今日は、仕事が長引きそうだなと思ったら、気分転換を兼ねて、7時から8時くらいまでに軽く夕食を取ってしまいましょう。 また、上司や部下、同僚とちょっと一杯、接待でのつき合い酒など、仕事帰りにお酒を飲む機会が多いのもこの年代の特徴です。お酒には意外にカロリーがあり、ビール大瓶1本で約260kcal、これは小振りのお茶碗1.6杯分のご飯と同じカロリーです。 お酒を飲んだ後にどうしても食べたくなるのがラーメン。あっさりめの醤油ラーメンでも、カロリーは500kcal(ごはん3.1杯分)もあり、知らず知らずのうちに、通常の夕食の倍近くのエネルギーを取ってしまうことになります。 しかし、そんなことは重々承知。それでもやめられないという人は、少しでも体を動かしましょう。スポーツする時間のない人でもちょっとした工夫で、運動と同じ効果をあげられます。 朝、通勤に駅までバスに乗っている人は、駅まで歩いてみてはいかがでしょう。「そんな時間はない」というなら、1つ手前のバス停で降りて歩いてみるのもいいかもしれません。 他にもいろいろあります。
30代という若い年代から肥満になると、そのまま40代50代も肥満状態が続き、早い時期から生活習慣病になる傾向があります。仕事やつき合いで乱れがちな食生活が招く男性の肥満。身に覚えのあるあなた、健康のために肥満には気をつけましょう。
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