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気になる健康情報【緑茶パワー】



6.健康のための緑茶利用法

 今まで紹介した他にも、緑茶に含まれる成分は、様々な生理作用があります。緑茶の健康効果を取り入れて、健康に役立てましょう。

虫歯・口臭予防  カテキンは、虫歯の原因となる虫歯菌を死滅させ、虫歯の原因のグルカンという物質の増加を抑制する効果があります。
 また緑茶にはフッ素成分も含まれています。口臭の原因である歯周病を引き起こす細菌に対する抗菌作用もあります。
 また、緑茶から抽出されるフラボノイドという成分は、口臭を消す働きがあるといわれ、ガムなどに利用されています。食後には緑茶でうがいすると、虫歯予防や口臭予防につながります。
風邪予防  カテキンには抗菌作用があるため、外から帰った時など緑茶で喉のうがいをすると風邪の予防になります。また緑茶を飲むことで、豊富に含まれているビタミンCで免疫力が高まります。
眠気防止・
ストレス予防
 カフェインは脳を刺激して働きを活発にし、眠気を覚ましてくれる他、体内の疲労物質を体外に排出する働きがあります。また、イライラを鎮め、精神安定の効果もあります。
 緑茶に豊富なビタミンCは疲労回復にききます。ビタミンCはストレスから身体を守る副腎皮質ホルモンを作る重要な物質の一つです。
食中毒予防  カテキンは、病原性大腸菌0157を殺菌します。ブドウ球菌、腸炎ビブリオ、ウエルシュ菌、セレウス菌、ボツリヌス菌、コレラ 菌などたくさんの菌に対して抗菌作用があることも知られています。
記憶力アップ  カフェインには判断力や記憶力を高める働きがあります。受験生には緑茶がおすすめ!
整腸作用  カテキンは、腸の中で悪性の菌を殺し、腸を整えるビフィズス菌の増殖を助ける働きがあります。そのため便秘や下痢といったお腹のトラブルにも効果的です。
 また、そのまま食べると、緑茶に豊富に含まれる食物繊維が、腸を整え便秘解消します。
美肌効果  美肌を作るビタミンCが豊富な緑茶。緑茶で洗顔するとシミ・ソバカスが消え、美白効果もあります。
   


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