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気になる健康情報【生体リズム】

4.不眠症は心身のリズム障害

　最近、夜遅くまでパソコンやゲームをしたり、ビデオやテレビを観たり、深夜にコンビニで買い物など、本来眠る時間に活動する人が多くなっています。このように生活習慣が乱れると、体内時計が狂ってしまい、夜の寝つきが悪かったり、朝起きられないという症状があらわれます。

　このような体内時計の狂いによって起こる症状はまさに現代が生んだ大きな病気です。「睡眠覚醒リズム障害」と呼ばれていますが、まだまだ病気として理解されない場合も多く「怠けている」と見られ悩む人も少なくありません。

　「不眠症」は体内時計が狂うことが原因のひとつといわれています。
　不眠症になると、ノンレム睡眠とレム睡眠の睡眠と覚醒のリズムがおかしくなるだけでなく、心拍数、瞳孔の運動、胃など消化器官の運動、呼吸運動、脳波などの生理的な動きや、知覚運動や言語を認知する機能においてのリズムにも影響が生じます。

　不眠症のように心身のリズムが乱れると、身体の働きがおかしくなり、生活習慣病や慢性病などさまざまな病気に発展する恐れがあります。昼と夜の時間があいまいな生活は避け、きちんとした生活を送ることが心身のリズムを整え、健康につながります。

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