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昔は四季折々で野菜・果物の出回るものが違いました。が、現代では、1年中どんなときでもさまざまな食材を手に入れることができるようになり、食材の「旬」を意識することが少なくなりました。 食材は、暑い時期にできるもの、寒い時期にできるもので特性が違います。旬の野菜には、1年中出回っているものよりも、多くのビタミンや栄養素が含まれています。 医食同源といわれるように、人間は食べ物で健康を維持していますが、自然の営みと人間の体の営みも深く関わりがあります。自然界に四季があるように、人間の体にも春夏秋冬で状態が変わります。その食材の特性にあった育ち方をしたものが、最も滋養に満ちたものになるのは当然です。 暑い地域や季節には、体を冷やす陰性の作物が収穫され、逆に寒い地域や季節には体を温める陽性の作物が とれる・・・その季節に住んでいる土地で収穫したものを食べていれば、健康を保てるという考えを「身土不ニ」といいます。 東洋医学では、汗と一緒に体の老廃物がでると考えますが、暑いときに出る汗を冷房ひっこめてしまうと、汗を一緒に邪気(病気エネルギー)も体にとりこんでしまうことになります。また、冷えを感じすぎると、そのまま冷え症になる人(陰)と、冷えを通り越しほてりに変わる人(陽)もいます。 夏の暑いときには、冷たいものを食べたいですが、いつも冷えに悩まされている人や、逆にほてりを感じる人は、食べ物を考える必要があります。特に消化器は冷えに弱いため、お腹のなかから冷やさないことが大切です。 最近、低体温の子どもが増えているといわれていますが、現代人には冷えが多く体に入り込んでいます。冷たい飲み物を飲み過ぎは避け、体を極端に冷やさないよう、食材に気をつけましょう。
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