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[No.002 ビタミンCはサプリメントの第一歩]

 サプリメントとの出会いは、10年ほど前にNYに行った時。街中にあるビタミンショップに入ると、床から天井くらいまでぎっしりビタミン剤のボトルが並んでいた。高い所ははしごをかけて取るのだから、まるで図書館。ラベルのデザインがお洒落で、思わずあれもこれもを買いたくなったが、1粒の大きさを見て、「こんなの飲みこめるの?」とかなり驚いた。

 そのときに会ったニューヨーカーたちも、食後にピルケースを出し、カラフルな大粒のサプリメントを4〜5個口に放り込んでいた。「さすが、アメリカ!」とやけに感動し、おみやげにビタミン剤ばかりを買って帰った。

 「ビタミン剤を始めるなら、ビタミンCから」となぜか勝手に決めていた。シミ・そばかすを抑える美容効果があるんだから女ならコレでしょう、と。他にも風邪予防、抗酸化作用、免疫力や肝臓の働きを高める効果があるし、水溶性なので過剰摂取しても尿で出てしまうので害がないというのも、初心者にはとっつきやすかった。

 最初に買ったのは、「レモン◯個分」というフレーズを売りにしたもの。その後、レモンの数10倍のビタミンCを含むというアセロラ・エキスやバラの実のローズヒップがいいと聞くと、次々と試した。色や味も選ぶときのポイントになる。ビタミンC自体が人工ものより天然もののほうが体内に吸収されやすいとか、値段のピンキリは、ビタミンC自体の質によるとか聞く度に、あれこれ(財布と相談しながら)食べてみた。

 「効き目は?」と聞かれても困ってしまうが、風邪はあまりひかなくなったし、大きな病気は全くない。これがビタミンCのおかげだかどうかはわからない。が、信じていたほうが健康に近づく気がする。風邪のひきかけに大量に飲むと、それ以上はひどくならないのは確か。(だと思う)

 あれこれ試すと、一時期、ビタミンにお金をかけるのがもったいない、と考えたこともある。「いいもの食べてりゃ、いいんじゃないの」と思いながら一旦やめても、「健康のために、何かやっておかないとマズイ」と思ったり、新製品が目につくとつい買ってしまう。サプリメントは、効き目はあっても効果の手ごたえがすぐにはわからない。自分の体のための保険、健康な気分にさせてくれる一種の安心材料みたいなものなのだ。

--- 99.5.16 (c) 1999 by Mica Okamoto ---

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