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[No.007 お腹のそうじは欠かせない]

 女性には便秘気味の人が多く、私の周りでも「何日出ない」とか「○○が効く」という話が始まると盛り上がる。幸いなことに私は便秘症ではないので、そんな話を横目にちょっといい気分になる。しかし、便秘症ではない普通の人でも3〜4kgの宿便がたまっているというのを聞いて考えは変わった。私の体重は47kgなので、その5〜8%の正体が実はウ○コとは!

 腸にため込むと、ガスが発生し、それが腸壁から再吸収されて血が汚れる。するとホルモンや自律神経の働きを乱し、肌荒れにもつながる。「肌は内臓のカガミ」とはよくいったものだ。

 それから服や化粧で着飾るより、腸をきれいにすることがとても大事に思えるようになった。食べたら出す、当り前のようでけっこう難しい。赤ちゃんなんて、ミルクを飲んだ途端に出すので不要なものが体内に残っている時間がなくて理想的。「だからあんなスピードで育っていくのね」と妙に納得してしまう。大人になれば12時間は食べたものが体内に残っている。いかにしてきれいな腸をめざすか、が重要だ。

 まずは繊維質。きのこ、海藻、豆類の3大繊維に加え、クッキーなどは全粒粉の小麦のもの、お米も胚芽米に変更。野菜類をしっかり摂るには、サラダではなく、味噌汁にガンガン入れる。これだとかなりの量を食べられる。それに朝1杯の野菜ジュースを飲む。

 忘れちゃいけないのがヨーグルト。たまに食べるのではあまり効果はないそうで、少量でも毎日食べるのがポイントだとか。あとは水分補給。甘くないお茶やミネラルウォーターを飲む。マグネシウムは腸の運動を促す作用もある。汗を出して新陳代謝するにも水分補給は欠かせない。

 これだけ毎日気をつけていても、旅行に出たりすると、朝食がおいしいとついご飯をおかわりして、1日憂鬱だったりする。食べ過ぎるのを控えればいいのだろうが、そんなときでも快便をめざすのが健康オタクと、自分に言い聞かせながらあれこれ模索している。

--- 99.9.20 (c) 1999 by Mica Okamoto ---

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