[No.016:レッツ・ウォーキング!]
今日からゴールデンウィーク。新緑もまぶしく、外で体を動かしたくなる季節ですね。軽い運動といえばウォーキング。ただの散歩とは違い、効果を期待するには、ポイントを心得る必要あります。
◆歩くときのポイント
1.歩幅を広げる
1歩1歩かかとから着地し、つま先で地面をけりあげるようにして、お尻の筋肉まで動かすように、できるだけ歩幅を大きく広げて歩きましょう。理想は自分の身長の半分ですが、いつもより5cm歩幅を広くするだけで、脚力がアップします。
2.早足で歩く
できるだけ早足で歩きましょう。100mを1分間で歩くというような目安もありますが、無理をせず自分の早足ペース歩きましょう。10分ほど歩いて汗ばむくらいがちょうどいいでしょう。
このような歩き方で週2〜3日、1回40〜50分程度を目安にしましょう。
◆靴選びのポイント
足は”第2の心臓”と呼ばれるほど、体のなかでも重要な場所です。合わな
い靴で歩くと疲れやすく、足のトラブルにもなりかねません。
- かかとがしっかりしている。
- 靴底はしっかりしていてクッション性があり、足のちょうど曲がる部分が柔軟に曲がる。靴底の柔らかいものは足を痛める恐れが。
- 足指が動かせるくらい、つま先の部分にほどよいゆとりがある。
- 足全体をすっぽりと包み込むフィット感がある。
- 歩くときに靴の中で足が前後に動かない。
- 朝と夕方では、足の大きさは違うので、ひもなどで調節できるもの。
足と一体感があり、しっかり足を支えられるものなら、必要以上に足に負担をかけません。体の一部になったような感じで、衝撃を吸収してくれる靴が理想です。”マイシューズ”に巡りあうのが、ウォーキングの楽しみを左右するポイントかも。
◆ウォーキング効果
- 運動不足の解消。
- ヒップアップ効果。
- 心肺機能の強化。
- 脚力や筋力、持久力アップ。
- 循環器系の活性化。血行がよくなる。
- ダイエット効果。
- 生活習慣病の予防。
- ストレス解消。
思ったより多くの効果があるウォーキングです。毎回同じコースではなく、いくつかのコースをローテーションするのもいいですし、新しいコースを考えたりするのも気分転換にもなり、緑のなかで歩くと気分もリフレッシュします。また、ウォーキング仲間と一緒に歩くのもいいですね。ただし、この時期は紫外線の量も増えてくるため、日中のウォーキングは日焼け対策も忘れずに。最初から無理をせず、できるだけ長く続けられるようにしましょう。
朝6時頃ウォーキングしている老夫婦や夜7時頃歩いている中年女性のグループも見かけます。80歳を越えても続けられている方もいます。最も手軽で効果のある健康法、ウォーキングにトライしてみませんか?
---2000.4.29 (c) 2000 by Mica Okamoto ---
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