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快適サプリメント生活
【第39回 野菜を食べても、ビタミンCとB2を!】

「身体にいいことを何かしてますか?」という質問をすると、野菜を多くとる ようにしています。という答えが多く返ってきます。また、「身体にいい食べ ものは?」とたずねると、野菜の名前をあげる人がほとんどです。

 このように野菜は健康のイメージの強く、野菜さえ十分食べていれば健康で いられる、と考えている人も少なくありません。でも、ちょっと待ってくださ い。最近の野菜は昔の野菜とはちょっと違ってきているようです。そこで今週 は最近の野菜事情をテーマにとりあげてみます。

 スーパーの野菜コーナーをよくみると、ほとんどのスーパーには旬の野菜コ ーナーがあります。「旬の野菜が、何なのかよくわかっていいことじゃない」 と思う方も多いはず。でも、よく考えてみるとちょっと変。本来、店頭に並ん でいる野菜はそのシーズンにとれるものですから、旬のものしかないはずなの に、最近の店頭にはほぼ1年中同じ野菜が置いてあります。そして、わざわざ 旬のコーナーを作って装飾品(秋なら秋らしい壁紙や飾り付け)などを使って 季節感を出し、そのシーズンの野菜を置いています。

 昔は、曲がったきゅうり、虫の食った野菜、泥まみれの野菜がありましたが 今は、そんな見栄えのよくない野菜はほとんど見られず、並んでいる野菜は形 の整った美しいものばかり。

 ご存知のように、今、野菜は美しさとロスの少ない栽培を追求して作られて おり、そのため化学肥料や農薬を大量に使用するようになりました。そのおか げで美しい野菜を1年中食べることができるようになったわけです。

 しかしその反面、化学肥料や農薬の大量使用により問題が生じてきました。 化学肥料や農薬まみれの野菜は、これらの毒性の問題はもちろんのこと、ビタ ミンの含量も少ないという調査結果があります。

 このように今の野菜は、以前より栄養素が減少し、農薬の害が潜み、見た目 だけが美しいというものがほとんどです。もちろん有機栽培のものや、丹精込 めて作られた野菜はこれにあてはまりません。ただ、見た目だけでは判断する のはよくないということです。

 このように栄養成分のぬけおちた野菜をたくさん食べて十分に摂ったつもり でも、ビタミンは不足する可能性があります。特に野菜に多いといわれている ビタミンCの含有量は、旬の時期以外の野菜には、ひじょうに少なくなってい ます。夏が旬のトマトやキュウリは1年中出回っていますが、冬場には、トマ トの場合で夏の70%程度、キュウリだと夏の40%程度しかビタミンCが含 まれていません。

 また、野菜と一緒に農薬が体内に入ると、体内の解毒工場である肝臓が酷使 されます。このため、肝臓でビタミンが酸化されやすい状態となり、さらにビ タミン不足に陥りやすくなります。

 このように、野菜を十分にとっているからといって安心できない今日この頃 です。こんな時、活躍するのがサプリメント!普通に野菜をとっていても不足 しがちなビタミンCは、肝臓の解毒機能を強化する働きもあるので、サプリメ ントで補えば一石二鳥です。また、ビタミンB2も肝臓の働きをよくしますの で、ビタミンCとともにとると効果的です。

 野菜も人間も外見の美しさだけにとらわれると、よくないということですね。

---2000.10.7 (c) 2000 by Mari Wakasugi ---


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