遅ればせながら、ドラッグストアには各メーカーの秋冬新色が出揃いました。今年の秋冬は、クラシックやゴージャスといったファッションの傾向もあり、全体的にレッド、バーガンディ、ダークバイオレットが主流のようです。

　どのメーカーも似たような色ばかりなので、つまらないとも言えなくも無いのですが、そんなに皆して今年はレッドがIN（流行り）と言うのなら、久々にトライしてみようと思いました。

　私が記憶するところ、日本で赤が流行ったのは約10年前。今井美樹が白シャツにジーンズ、ほぼスッピンといういでたちに、赤いリップを使っていたのを覚えている方もいらっしゃると思います。

　ここ長い間赤が流行らなかったのは、アジア人には赤が似合わないと言うことなのでしょうか。ただ、今年レブロンではキャンペーンガールに中国系アメリカ人の人気女優ルーシー・ルウ（アリーマイラブに出演）を起用し、レッドカラーのプロモーションを行っています。

　とにかく、冒険色はチープコスメで間に合わせようとリサーチを実行。最終的に選んだのは、L'orealのリップグロスです。グロスといっても色はしっかりつくし、またいかにもつけてるという違和感もない。なかなか口元のポイントメイクにも使えそうです。

　L'orealは皆さんご存知のように、フランスのナンバーワン化粧品会社。しかも、ランコムやメイベリンを傘下におさめています。噂によると、ランコムとロレアルは、価格差がずいぶんあるにもかかわらず、配合成分がほとんど変わらない製品もあるとか。

　特に色モノに関しては、高いモノも安いモノそんなに品質に差がつきません。多くの化粧品は、パッケージコストや多額の広告宣伝費が、価格に反映してしまうのです。私個人としては、チープコスメを上手く利用して、たくさんの色を集め、TPOに合わせたメークを楽しむことをお勧めします。